磯メバルさん、はたちゃん、私でweb親睦釣行をしようと計画したのが2月15日
だった。磯メバルさんの都合により延期となったが、休みも取ったことだし、一緒に行
って、いろいろ教えて下さい、ということで、今回の釣行になりました。
前日までの釣況はイマイチ?と言った雰囲気で、15日の天気予報は風がやや強く、
波が2.5mということであった。はたちゃんとのメールのやり取りで、天候次第で串本方
面も視野に入れ、待ち合わせを釣太郎に午前3時50分にした。普段なら前日から現地
入りし、仮眠所で眠った後に釣るのだが、今回は朝駆けである。早く寝ようと思ったが
何かと忙しく、結局11時頃から2時間ほどしか寝られなかった。
行きの高速道路では雪が降りチェーンの心配もするほどだったが、御坊に着くと雪は
やんでいた。「こりゃ、今日も寒〜い釣りになるのか?」とちょっと不安になる。
待ち合わせより早めに釣太郎に到着し、オキアミ2枚でエサを作る。ヒマなのでブラブ
ラしていると、はたちゃんのエサも置いている。オキアミとアミエビ。φ(.. )メモメモ
そうこうしている内に、はたちゃんがやってきた。
はたちゃんとはネット上で何度かメールや掲示板でやり取りをしているが、会うのは
初めてである。HPの自己紹介写真(ピンぼけ?)を見る限り、私よりも若くて細身の
青年をイメージしていた。実際にお会いすると、がっしりした体格の好青年風?(はた
ちゃんのすべてを知っているワケではないので、「ふう」を付けておきます(^^))の、
方であった。なんでも、最近ビールが美味く10キロほど太ったそうである。
挨拶もそこそこに、釣太郎の釣果ボードを参考に釣り場を考える。思ってた以上に風
はなく、枯木灘方面も大丈夫だろう。はたちゃんの駐車場で車を乗り換え、作戦会議。
周参見は相性が悪いとのことだったが、結局、周参見を目指す。釣りのこと、ネットの
ことなど話しをしているうちに、アッという間に到着である。話しっぱなしだったこと
もあるが、田辺から枯木灘は近いぞ。私も南紀に住みたいぞ〜。
私は周参見は初めてだったので、磯ははたちゃん任せ。木曜とあってお客さんも少な
いようだった。山西渡船に乗り込み待っていると、女性釣り師がはたちゃんに声をかけ
ている。掲示板でおなじみのKEIKOさんであった。偶然とは恐ろしいモノです。
KEIKOさんらはカツオ島を目指すそうで、私たちはウスに降り立った。
ウスは低く小さな磯で、稲積島のすぐ隣にあり、「ホントに釣れるの〜?」という
感じの磯である。はたちゃんはエビ島向きに、私はカツオ島向きに釣り座を構えた。海
の状況はあまり波がなく、風もそれほど強くなかったので、0号オモリなしの完全フカ
セで釣り始めた。しかし釣研の0号ウキは前回の釣行から、何故か投げ入れたとたんに
沈んでしまうのである。潮のせいかと思っていたのに。
いきなり沈めさぐり釣りになってしまったが、3投目に磯際に沈んだウキをゆっくり
シモらせていると、いきなりアタリが。結構重量感がある。はたちゃんもタモを持って
きてくれる。しかし、竿を何度も叩くヤツは・・・。やっぱりサンノジであった(^^;。
こりゃいかんと、ウキをG3に、ハリスにG3を打つ。ウキ止めは4ヒロにセットし、
アタリがあるとウキがウキ止めを通過するようにした。
その仕掛けで再度流すとすぐアタリ。今度は少し小さいがグレである。急いで絞めて
ドンゴロスに入れ、次も連発でグレ(^^)v。しかし、良いことは長くは続かないのがグレ
釣りである。差し餌はとられるもののアタリが出なくなる。ここから、はたちゃんオン
ステージが始まった。着々とグレを釣っていく。海は風がやや強くなり、波が少し出て
きた。透明度も部分的にはあるものの、全体的に濁っていて、いかにも釣れそうな雰囲
気をかもし出していた。
10時頃、釣った魚を絞めていたはたちゃんが、なかなか釣り座に戻らないので振り
向くと、竿にリールをセットしていた。「どないしたんですか?」と声を掛けると、
魚を絞めたあと振り向くと竿がなかったそうである。足場を洗う波に、さらわれたよう
だ。予備のリールはハンドルが折れていて使えないそうである。私もいつもは持ってい
るのだが、今回はリールの調子が悪く置いて来てしまった。
はたちゃんは竿先にハリスを付け釣り始めたが、すぐに渡船が来たのでリールを頼ん
で持ってきてもらった。そしてまた、はたちゃんの爆釣が始まる。普通の磯なら座って
ちょっと休憩したり、弁当食べたり、釣りを眺めたりするのだが、常に足場を洗う磯に
は、釣りしかする事がない。結局、ラストまで釣り続け、私6枚+サンノジ2枚+イス
ズミ1枚(いらんっちゅうねん(^^;)、はたちゃん16枚の釣果であった。
さてさて、どこでこんなに差が出たのだろう?と自分なりに分析してみた。はたちゃ
んは、私のポイントより自分の方が良かったと謙遜していたが、たとえそうであっても
私は+2,3枚止まりであったと思う。はたちゃんの釣りを見て、数釣りのコツが少し
分かったような気がする。
まず一つは、ポイントの読み。釣れるポイントを的確に読んで釣りをしていたように
思う。私の場合、流れまかせというところがある。風や波は常に変化するので、いつも
同じ場所を流れるとは限らないし、仕掛けの沈み具合も一定ではない。
次にパターンの確立。釣れるときは同じパターンでどんどん来るので数が稼げるのは
分かっていたが、上記の通り流れまかせなのでパターンを確立できなかった。私が散発
的に釣っていたのに比べ、はたちゃんは後半、同じところを丹念に釣って数を稼いだ。
その他にも、いろいろ理由はあるのだろうが、一番大きな理由はその二つかな?。
しかし今回の釣行は、いろいろ勉強になったし、はたちゃんといろいろ話せて楽しか
った。また次回お会いできることを楽しみにしております(^^)