★ちゃー 2001/10/13 伊古木 沖のセシマ
Guttsさんの釣り倶楽部「Team MAIDO」で釣り&宴会の集まりがあるというので参加しました。
GuttsさんO長兄さんは見老津で船釣り、ゴリさん&大学生のJr・タリバンは波止でアオリ&メッキ狙いをするので、
残った べーやんと私は、べーやんの誘いで伊古木の、いや、南紀屈指の磯と言われる「沖のセシマ」でグレ釣りをすることになりました。
前日夜に出発し車の中でセシマのことなら30分は熱く語れるという べーやんにレクチャーを受け(^^;、
予習はバッチリで椿のマンションにむかいました。Guttsさんからの最新情報では、それまで流れていた上り潮が下りに変わったらしい、
という、セシマには良くない情報が入り、ちょっと出鼻をくじかれます。
深夜にマンション到着し、船釣り組の二人を見老津に送りとどけた後、ゴリさんが
「誰もいない間に友達から献上された松茸を食べよう」という甘い誘惑に負け、松茸をアテにビールで乾杯です(^^)
朝は任せてください!と気合いの入っていた べーやんですが、携帯のアラームが激しく鳴っても起きません(^^;;;。
そんな べーやんを叩き起こし、朝5時すぎに伊古木に到着。土曜日とあって釣り人が多く、セシマに渡れるのかな?と不安に。。。
明るくなって、やっと船頭が来て出発の準備。「最初セシマ行くから、セシマに行きたい人だけ乗ってや〜っ」と言われ、
たくさんおるからどないしょう、、、と弱気になりましたが、初志貫徹で船に乗り込みました。
3週間連続セシマを攻めている!?という べーやんのレクチャーでは、船着きから真ん中の裂け目を飛び越し左に入ってください!
と言われていたのですが、磯に降り立つと苔でツルツル、最悪の足場の悪さです。とにかく真ん中の裂け目を渡らなくては、、、と
ウロウロしていると、「ちゃーさん、どこに行くんですか!?」とべーやんに呼ばれ、「そこに入ってください」、と教えられ???(?_?)
どうやら潮の流れる方向で、今回は上物場に船着けしたみたいです。
とりあえず日置の平八を向いて左端に釣り座を構え、となりにべーやん、カゴ釣り師二人、フカセ二人。
南側には底物師が4〜5人とカゴ釣り師二人の12〜3人がセシマに上がりました。
釣り始めると、いきなり べーやんの隣のカゴ師が良型のイサキを上げます。続いてまたイサキ・グレと連発です。
べーやんと私の前にはチョウチョウオが撒き餌にワーッと群がります。
チョウチョがいればグレがいる!というのが定説?ですので、よしよしとニンマリ♪d(⌒o⌒)b♪
しか〜っし、そんなに甘い話は私とべーやんには回ってきません(^^;
朝イチは左前方へサラシにのってウキが沖へ流れたのですが、攻めあぐねている間にチョウチョも消え、
ウキもサラシの影響だけで、速すぎる潮に乗ってどんどん流れる!と言う前日の予習とは裏腹の動きです。
うっ、これはヤバイ状況かも!?と思い始めた朝8時すぎ待望の一発目。
おおーっ、でかいの!?と、なんとか浮かせたのは34cmの中型グレ。秋のグレは元気です(^^)。
続いてサンノジが釣れ、時合い到来か!と喜ばせましたが、またグレの気配がなくなりました。
その後、たま〜に出てくるチョウチョが釣れたり、メンドリが釣れたり、イスズミの超大物をバラしたりして遊ばせてもらいました。
べーやんはと言うと、グレ釣りというより大物外道釣り???の仕掛けで、7.2m3号の剛竿にアブの両軸リール、
道糸・ハリス3号で万全の構えでした。この仕掛けには私もセシマに乗って納得しました。
なんせ、セシマの北(日置)側は全体に凄いシモリです。
まず、北側の磯は際から竿一本くらいまでは3ヒロくらいの深さ、その先はドーンと落ち込んでいます。
だから、竿一本以上先で食わすと、その先の深場に潜られるのでバラシが多そうです。
また、釣り座が真ん中あたりだと、足場が苔&傾斜で滑りやすく、前に出るのは自殺行為???。
ですからこの7.2mは、べーやんが出した結論としては大正解!!!のはずだったのですが、
40前後のアイゴのスレのみ(^^;、と不発でした。
とりあえず、ボウズはまぬがれました(^^;
ちなみに釣ったグレは椿のマンションで、Guttsさんの見事な包丁さばきにより刺身になりました。
包丁を入れるともの凄く脂がのっている!!!と言うのでビックリ(・o・) メガテン
味はもちろん美味しかったです(^-^)/