★ちゃー 2001/11/29 出雲崎 武八

 毎年何度も通っている出雲崎ですが、今年はまだ顔を出していません。せっかく顔を覚えてもらったのに、忘れられたら困ると

計画したのが今回の釣行でした。会社の後輩目玉氏も出来るなら平日の空いている日ということで、木曜日に決定しました。

いつものように前日会社が終わった後、即出雲崎に移動し仮眠所で一休みします。朝起きて素早く用意をし港へ行くと、

なんと小川渡船の前には一人しかお客さんがいません。

 

 船頭さんは武八でも沖の長島でも好きなとこ行きやーと言ってくれます。もう一人のお客さんはイガミ狙いだそうで、

波の静かな奥まったところへ行くとのこと。目玉氏は以前から乗りたがっていた沖の長島を希望し、私は勝手知ったる武八に決めました。

 

沖の長島の目玉氏

 

 まず最初の仕掛けは藤原氏のG2釣法仕掛けです。釣り始めてしばらくすると、サラシからゆっくり沖へ流れていったウキが

ジワジワとシモって行きます。あせらずゆっくりめにアワセを入れると33〜4cmのグレが釣れます。

続いてすぐに同じようなアタリがありますが、倒したはずベールが起きたままになっており、糸がダダダダーと出ていきます。

それほど大きなサイズじゃなかったですが、痛恨のバラシです(^^;カッコワルー。

 

 エサ盗りも少なく釣りやすい状況だったので、今日は爆釣じゃー!と思っていると、ここでイキなり朝のゴールデンタイムは終了です。

それまで大したことなかったエサ盗りですが、いつのまにかワンサカ出てきて、どこに投げてもエサ盗りの嵐状態に・・・。

コッパ・ボラ・カワハギ・ハコフグ・ウスバ・アカジャコその他諸々、強烈に沸いています。

 

 磯際はあきらめ、遠投狙いに切り替えますが、撒き餌の効くところではエサ盗りの餌食になってしまいます。

最近、食いの渋い状態ばかりで釣りをしていたので忘れてましたが、まだまだ11月、秋磯の様相でした。

何とかエサ盗りをかわそうと仕掛けを重くしたり、ガン玉の位置をずらしたり工夫しますが、

25〜6cmのグレ一枚とカワハギを2枚追加しただけで弁当船です。

 

 その後しばらくやって弁当タイムで磯を休ませ釣り再開です。真剣にエサ盗りをかわそうと思ったら、用意した6キロの撒き餌では

到底足りないので、少し離れたサラシの左端に撒き餌を入れ、撒き餌が少しだけ効いていそうなサラシの先端に仕掛けを入れます。

撒き餌を入れる地点は通常なら他の釣り師が竿を出す場所ですが、今日は一人なので誰にも遠慮はいりません。

 

 この作戦がまずまず成功し、32〜3cmのグレを追加します。しばらく同じ作戦をしていると、撒き餌を入れたところに、

中型の魚が沸いています。あれれ???何かな?と目をこらすと、グレが沸いている・・・(^^;オイオイ

慌ててそこに仕掛けを入れますが釣れません。それではと、ちょっと遠投して静かに仕掛けを巻いてくると、

仕掛けがなじんだ頃に竿をひったくるようなアタリがきました。またしても中型グレを釣り上げます。

 

 グレが沸いているところはエサ盗りも沸いているので、爆釣出来るほど甘くはなかったのですが、

中型グレを何とかもう一枚追加したところで、中型グレの群れは消えてしまいました。時間にして10〜15分だけの出来事でした。

 

 その後、撒き餌の量を気にしながら前の作戦に戻ります。グレのアタリがしばらく遠のき、時間も14時(終了は15時)になり

今日はそろそろ終わりかな・・・と思っていると、またガツン!とアタリが来ました。しかし今度は引きが違います。

しかも今まで釣った重量感とは比べものにならない感じでしたが、1.7号ハリスが簡単に切られてしまいます。

 

 うっ、これはデカイのが回っているぞ!と急いでハリスを2.5号にチェンジします。

その一投目でまたガツン!という気持ちのいいアタリで竿が曲がります。2.5号にモノを言わせ強引にやり取りしますが、

相手は重量感こそ無いものの、かなり力強い抵抗をするので、何やろ?と思っているとタモで掬ったのは尾長グレでした。

 

これも34cmと中型の尾長

 

 残された時間はあと僅か!(何か、つい最近も同じセリフを書いたような・・・)。もっと大型の尾長を!と打ち返しますが、

タイムアップであっけなく終了でした。

やっぱり平日釣行はええもんですねー(^^)。

 

25〜6cm1枚と32〜35cm5枚