前週、ガッツ氏、ガッツ氏の友人M氏の初釣りに江須崎へ釣行したが、生憎の悪天候のため、
枯木灘一帯は全船休業状態。ガッツ氏・M氏の初釣りは仕切直しとなった。
このメンバー+私の会社の先輩「tutti-」氏を加え、4人での釣行である。
そして2月2日も、また強風である。何とか渡船はギリギリ大丈夫のようであったのが救いである。
どこへ行くかが最大の問題だった。釣況は枯木灘は下り坂、串本方面は順調というところ。
ガッツ氏は悪天候と言うこともあり、串本方面を推していた。私も特に希望は無かったが、
近い方が良いなあなどと考えていた。いつもMさんの希望を聞いていないので、今回はMさんに
決めていただこうと言うことで、口和深に決定。
金曜で悪天候ということもあり、釣り人は少なかった。10人強の釣り人を乗せ、谷口渡船は出発。
波がきつく、船は木の葉のように揺れる。渡船では酔わない私だったが、久々に酔いそうだった。
立島で船の後ろから前へ出ると、他の3人は降りたようである。空いているので一人ずつ磯に乗ろう
と私が言っていたので、みんな先に降りたようだ。
私は久々に一人で釣ろうと気合いが入るが、重箱で2人おろした後、船頭がここで降りろと言う。
良いポイントは先の二人に押さえられたが、水道で釣れるということで、そちらで竿を出すことにした。
釣り始めた頃は風もさほど無かったのだが、すぐに正面から強風が吹くようになり、大片との水道では
とても釣りにならなくなる。仕方なく、船着き側に移動した。
海の状況は完璧な澄み潮で、魚の活性が低く、差し餌も着いたままの状況が続く。
風は突風が吹くようになり、何度も海へ落ちろと言わんばかりに、背中を風に押される。
そんな中、小用をたしていると、なんと私のロッドケースが流れているではないか!(^^;
中には予備の2号竿、リール、スプール、そして大事なデジカメが入っている。
ちょうど前方では下谷渡船が漁をしている。お〜い!と全身を使って船にアピールすると、
気が付いてくれたようで、こちらに船を向けてくれる。無事浮いていたロッドケースを回収してくれ
丁寧にお礼した。そしてあわてて中身を確認すると、ショック緩和のためタオルを巻いていたデジカメは、
タオルに含んだ海水のため、瀕死の状態である。(その後、ご臨終となりました(*_*)
気を取り直して釣りであるが、約20m先の黒いシモリを狙って、スルスル仕掛け。
2度ほど、かなりの大物を掛けるものの2度ともバラシ(T_T)。沖向きの高場なら取れたかもしれないが、
ま、あきらめるしかないか・・・。
結局、ボウズ&デジカメショックのまま、納竿となった。