★ちゃー 2001/2/2 口和深 重箱 

 前週、ガッツ氏、ガッツ氏の友人M氏の初釣りに江須崎へ釣行したが、生憎の悪天候のため、

枯木灘一帯は全船休業状態。ガッツ氏・M氏の初釣りは仕切直しとなった。

このメンバー+私の会社の先輩「tutti-」氏を加え、4人での釣行である。

 そして2月2日も、また強風である。何とか渡船はギリギリ大丈夫のようであったのが救いである。

どこへ行くかが最大の問題だった。釣況は枯木灘は下り坂、串本方面は順調というところ。

 

 ガッツ氏は悪天候と言うこともあり、串本方面を推していた。私も特に希望は無かったが、

近い方が良いなあなどと考えていた。いつもMさんの希望を聞いていないので、今回はMさんに

決めていただこうと言うことで、口和深に決定。

 

 金曜で悪天候ということもあり、釣り人は少なかった。10人強の釣り人を乗せ、谷口渡船は出発。

波がきつく、船は木の葉のように揺れる。渡船では酔わない私だったが、久々に酔いそうだった。

立島で船の後ろから前へ出ると、他の3人は降りたようである。空いているので一人ずつ磯に乗ろう

と私が言っていたので、みんな先に降りたようだ。

 

 私は久々に一人で釣ろうと気合いが入るが、重箱で2人おろした後、船頭がここで降りろと言う。

良いポイントは先の二人に押さえられたが、水道で釣れるということで、そちらで竿を出すことにした。

釣り始めた頃は風もさほど無かったのだが、すぐに正面から強風が吹くようになり、大片との水道では

とても釣りにならなくなる。仕方なく、船着き側に移動した。

 

 海の状況は完璧な澄み潮で、魚の活性が低く、差し餌も着いたままの状況が続く。

風は突風が吹くようになり、何度も海へ落ちろと言わんばかりに、背中を風に押される。

そんな中、小用をたしていると、なんと私のロッドケースが流れているではないか!(^^;

中には予備の2号竿、リール、スプール、そして大事なデジカメが入っている。

 

 ちょうど前方では下谷渡船が漁をしている。お〜い!と全身を使って船にアピールすると、

気が付いてくれたようで、こちらに船を向けてくれる。無事浮いていたロッドケースを回収してくれ

丁寧にお礼した。そしてあわてて中身を確認すると、ショック緩和のためタオルを巻いていたデジカメは、

タオルに含んだ海水のため、瀕死の状態である。(その後、ご臨終となりました(*_*)

 

 気を取り直して釣りであるが、約20m先の黒いシモリを狙って、スルスル仕掛け。

2度ほど、かなりの大物を掛けるものの2度ともバラシ(T_T)。沖向きの高場なら取れたかもしれないが、

ま、あきらめるしかないか・・・。

 

 結局、ボウズ&デジカメショックのまま、納竿となった。