サラリーマンには関係ないですが、子供達は楽しい夏休みです。
ウチの息子もさっそく有田市のおばあちゃんのところへ連れて行けーと言い出した時に、何と都合良く3週間前にご一緒した
Orangeさんにお誘いを受け、息子を嫁の実家にあずけて、近くのOrangeさん邸に車を走らせました。
Orangeさんの仕事の都合で、出発は午後2時すぎ、連休とあって釣場がどこもいっぱいじゃないかな?と危惧しましたが、
予想に反して南紀の磯は閑散としていました。前日の渋滞がニュースで大きく取り上げられていたせいかな?。
いつもなら地磯を目指すのですが、今回はお気楽に最初からビールを持って堤防釣りです(^^
暗くなるまで時間があるのでOrangeさんはグレ釣りですが、堤防とあってエサ取りが凄い!。
しかし撒き餌を続けていると、チョウチョウやアカジャコに混じってミニグレが見え始めました。
さすがグレ闘友会のOrangeさんが、エサ取りをかわしてミニサイズの中から尾長のコッパを引きずり出します(^^
暗くなって私も釣り開始です。当日は大潮新月で真っ暗です。
普通、明るい月夜や、外筒などのある場所には、プランクトンが集まり、そこにエサ取りが集まります。
ですから、新月の闇夜はエサ取りが少なく、大物釣りには大きなチャンス・・・?。
釣り始めてしばらくすると、予定通りエサ取りは消えましたが、魚の気配そのものまで消えてしまい、なかなかアタリが出ません。
やっと私に釣れた魚は25cmほどのミノカサゴ!(^^;。刺身にすると美味しいらしいのですが、毒が怖いのでリリースです。
続いて私に小さなアナゴ。すぐにOrangeさんに大きなアナゴ(^^;。連発でOrangeさんに大きなウツボ(^^;;;。
そして私に根掛かりのようなアタリが!!!。
根掛かったみたいに重量感はあるが、ブルブルと魚が付いている感触がある。思い切ってアワセを入れ強引に竿を起こすと
すんなり上がってきた(アレッ?(∋_∈) やっぱりウツボが穴に入ってただけでした(^^ゞ。
そんなこんなで前半戦は釣果もなく終了です。
日付が変わる頃、イカ釣りのおにいちゃんが「隣りに入れて下さい」と礼儀正しく入ってきました。
礼儀正しい人は気持ちがいいので、「どうぞどうぞ。こっちはフカセなのでライトだけ海に向けないでね」って感じで、
Orangeさんも気持ちよく応対します。
特に際を攻めるようなフカセの夜釣りでは、あまり海に向けてライトをピカピカされると、釣れないことはあっても、
爆釣することなど絶対にありません。私も以前に地磯でイカ釣り師と一緒になり、ヘッドライトどころか、ランタンでピカピカやられた時は、
まったく釣果がなく、イカ釣り師が帰ってしばらくしてやっと釣れた経験があります。
さて礼儀正しいイカ釣りにいちゃんですが、そんなことはどうも分かってないようで、まずは海を向きながら仕掛け作りです。
当然ヘッドライトつけてです(^^;。私達の仕掛け交換のときでも、当然、海に背を向けて、少し岸壁から離れてやるのですが。。。
それからはアジを付けるのも、投げる時も、リールを巻く時も海に向かってライトつけっぱなし。。。(^^;;;
途中、Orangeさんが一度「ライトつけて、こっち向かんといてね」とやさしく注意。
でも、たぶん根本的にイカ釣りにいちゃんは分かってなかったのでしょう。ちょっとマシになったものの相変わらずです。
まあ、これ以上言っても分かってもらえるどころか、お互い気分が悪くなるだけなので、
「Orangeさん、今日はボウズですね」と私もOrangeさんも覚悟しました(^^;。
案の定、ほとんどアタリにも見放された午前3時頃、明るくなるまであと僅か、潮が動き出して最後のチャンスという時間帯。
堤防際、30cm付近を漂っていた私のウキに10cmほど押さえ込むアタリが出ました。
軽く糸を張るとブルッと魚の感触が来たので、すかさず大きく竿を立てました。
今度はウツボではなく本物の重量感です。あきらめてた私にラスト一発のコロダイ57cmでした(^^)。
その後、すぐ明るくなり納竿。
今回、Orangeさん、ライトピカピカ攻撃は2週連続だそうで、2度あることは3度とならないことを祈り、
帰途につきました(^^