【12/13】
仕事中フイに、Mさんが話し掛けてきました。
「ねえねえ、この前やっとスターウォーズの新しいの見たの。それでね、どうしても主役の子供の名前が思い出せなくて。ジュン=スカイウォーカーじゃないし、なんだっけ?」
「……ルークです」
「そうそう! ジュン=スカイウォーカーじゃ、昔あったバンドの名前だし……とか思ってたんだけどどうしても思い出せなかったのよ。それで、そのルークって人のお父さんで、今回の主役がアナーキーなのよね?」
「……アナキンです」
いろいろ混ざっちゃってますよ。
【12/13】
「おもいっきりご乱心!!」
みのもんた、スカートにもぐりこみファイナルアンサー!
〜パンストもビリッ〜(女性セブン)
ニュアンスは伝わるが、いまいち意味がつかめない。
【12/5】
先日、トモダチの結婚式がありました。
式から出席してください、とのことだったので、着替えの入った袋と、余興の演奏に使うバイオリンを抱えて早めに出発。
随分迷ったあげくやっと「ここかなぁ」という場所でうろうろしていると、廊下の向こうからウェディング姿の花嫁(なぜか猫耳付き)が!?
どうやら式場は別のところで、これからそこに向かうところだったらしい。「歩いてると間に合わないから、一緒に乗っていけば〜」
と言われ、親族様方と同じバスへ乗るハメに。
式場に到着したバスから花嫁花婿が降りた瞬間、出席する人々から一斉にお祝いの拍手が起き、そしてその後からコソコソ降りる私の姿(着替えの入った袋とバイオリンケースを持ったまま)に、奇異の視線がちらほらと。
トモダチには「すごいね」「何事かと思った」「いつ親族になったの?」「おまえ、おもしろすぎ」等々、の賛辞をいただきました。
余興の演奏はまあまあ、といったところ。合わせ練習も1回だけだし、こんなものでしょうか。
ちなみに花嫁の猫耳は「猫が好きだから」だそうです。
似合ってはいたんですがね。
【11/28】
高校の頃、オーケストラ部でバイオリンやってました。
その時のトモダチが結婚するとのこと。余興をやれと言われたので元オーケストラ部の余興=当然室内楽となったわけですが、何を隠そうこの私、バイオリンは数年ぶり……。
ともあれ、当日まで1回くらいは合わせて練習を、ということで先週久々に皆で集まることになりました。
「チューニングするよー。443(Hz)でいいよね」
「チューナーある?」
「あるよ。あ、ピアノに合わせたほうがいいのかなぁ……A(ラ音)出してみて」
ポーン……
「高っ」
「高い……」
「うわ、445、いや446くらいあるんじゃない!?」
「じゃあ、譜面通り。頭から行こう」
――ELTの『フラジール』という曲の譜面(仲間がアレンジした手書き)を見ながら、初合わせ――
「ううむ、このアウフタクトの部分合わないね」
「そこはさ、1stバイオリン2本だけで入ろうよ。」
「そうするか……あ、あとその前。ちょっとマルカート気味に弾いてみてよ」
「解ーった」
「フルートはここ、適当にトリルやってていいかなぁ……」
「そうしよう」
「じゃあ、練習番号Bの4つ前から、もう1回」
練習後
「弦、何つかってんの?」
「んー、ドミナント。やっぱコストパフォーマンスが良いと」
「私も」
「ふふふ、私はねピラストロのObligato。ナイロン弦なのにガット弦みたいな音が出るんだ。」
「おおっ! やっぱ違う弦使ってたのか……音色違うなと思ってたんだよね」
「おい、ケータイ鳴ってんよ」
「ほんとだ!」
「着メロが……ブラ1(ブラームス交響曲第1番)……」
「他のもあるよー。東京フィルのサイトから落としてきたやつなんだ」
そんな会話に懐かしさもあり、若干のついていけなさもアリ(現役じゃないからな)。
数年のブランクを経て、本番は今週末です。
【11/25】
今日はシャチョウを呼ぼうとして、何を間違ったのか、つい
「先生!」
と叫んでしまった私。(しかも大声で)
中学生の時、先生のことを「お母さん!」と呼んでしまった同級生(男)がいましたが、この年になって自分がやっちまうとは思わなかった。
ハ、ハズカシー。
【11/22】
帰宅したら、テレビの横に空飛ぶほうきがあった。
我が家の母は、ひとつのもににハマルとしつこく追いかける癖があるが、今はどうやら「ハリーポッター」の季節到来、ということらしい。
よーく室内を見渡してみれば、ヘドウィク(主人公ハリーのペットの白ふくろう)のぬいぐるみの姿も。
さらに、母が嬉々として見せてくれたものは、
グリフィンドールと、スリザリン両寮の紋章の入った携帯ストラップ。
ってかアンタ、携帯持ってないやろ!!
【11/7】
5日夜、フロリダ州知事選で当選が決まり、マイアミの集会で父のジョージ・ブッシュ元大統領と抱き合うジェブ・ブッシュ氏(引用:朝日新聞の日刊、一面)
……なんかあやしげな写真に見えたのは、私だけですか。
【11/6】
先週の土曜、歯の治療に歯医者に行きました。今回で六度目。長……。先生はオジサマで腕が良いです。医者というより職人さんぽくてステキ。
で、歯医者さんにつく助手のような役割でで歯科衛生士さんという人々がいます。
女性の場合が多くて、どういうわけか女性歯科衛生士さんは皆カワイイ(気がする)のです。
今回の担当の方はなんとショートカットの眼鏡っ娘!
眼鏡っ娘「はい、口あけてください〜い。あ。唇荒れてる。ちょっと待ってネ」
私:「……(照)」(唇にアブラを塗られている)
眼鏡っ娘:「はい、できました。うん、何のお仕事してらっしゃるんですか?」
私:「あががが……(指でキーを打つまね)」
眼鏡っ娘:「え? うん? あ、パソコンね!! パソコンしながらモノ食べたりするでしょう〜」
私:「あがあが(口に食べ物を持っていく仕草)」
眼鏡っ娘:「でしょぉ〜? だめだよーそれやっちゃ。あ、ごめんね。話しかけてもしゃべれないよね(笑)」
ショートカット歯科衛生士眼鏡っ娘の上に、ちょっと天然も入ってる模様です。
眼鏡っ娘:「はい、出来ましたー。次はここに銀歯が3本入りまーす。はにゃ〜ってかんじだねー」
は、はにゃー!?
も、萌えー……
【10/18】
普段通勤に使ってる地下鉄に、ヤクルトの自販機があります。
もちろんコーヒーとか、紅茶とかも売ってるんですけど、ヤクルトだけにちゃんとヤクルトも売ってます。(左図)
「2個80円」と書いてあったので、試しに買ってみたら、ゴトッ、ゴトッ。 と、二つのヤクルトがすっ裸で出てきました。疲れてる時は案外ウマくて癖になりそうです。
ヤクルト飲みながら、来た電車に乗って目的地で降りる直前、車両の車椅子用スペースに、乙武さん(と思われる)人がいたことに気づきました。
本読んでたので全然気づきませんでした。お仕事帰りだったのでしょうか。
【9/3】
昨晩はエラい悪夢を見てしまったため、今日一日大変眠く過ごさせていただきました。
かなりスプラッターな夢でした。
あんまりすごいんで、途中で起きてぜぇぜぇ言ったくらい。
悪夢といえば、高校の時の友達が見たという夢がすごいです。題名までついてます。
「子供を殺していい日」
内容は題名通りなんですが、自分の親が包丁持って追いかけて来るのがムチャ怖かったとか。
途中で弟が犠牲になったりとか! たった一人で大人だらけの妙に静かな街を延々と逃げて行くとか!!
……怖すぎます。
その子も今年結婚なさいました。めでたしめでたし。
【9/2】
一つのことにハマルと、わりとしつこい性質のうちの母は、「スターウォーズ/エピソード2」を4回も見たクチですが、最近それ関連の奇行が目立ちます。
スターウォーズパズルの箱を腹の上に乗せたまま寝ていたりとか(意味不明)。
一番イヤだったのは、弟が朝出かける時にわざわざ呼び止めておいて
「May the force with you !!(フォースと共にあらんことを!)」
と叫んで、ニヤニヤ笑っていたこと。
「May the force be with you !!」だろ。
こういう引用は正確に、用法容量を守ってお使いいただければ幸いです。
【9/1】
「人力飛行機って、どのくらい飛べるの?」……その答えを知りたければ『鳥人間コンテスト』を見ればいい。
TVでも毎年夏に日本テレビ系列で放送されるので、知ってる方も多いと思う。ちなみに今年の優勝校は「東京工業大学Meister」というチームだった。
去年に続くV2達成で感動のラストだったが、一つだけ気になったことがある。
それはパイロットの着ていたTシャツに国府田マリ子と大きく書かれていたことだ。ファンの方なのだろうか。
あ、若干古いみたいですけど、こんなページがあったのでご紹介を。
「鳥人間コンテストに出てみようぜ!:最終話」
【8/19】
(テレビ視聴中)
テレビ:『なんと、このソフトクリームはカロリーが通常の40%オフなんですよ〜!!』
弟:「……食わなきゃ100%オフだな」
姉:「ほんとだ!! うわっ、おまえ頭いいなぁ! 画期的!」
【8/3】
大学の部活の後輩、22歳。
始めて訪れた彼の郷里は毎年部活で行く合宿所の近く、緑深い山里。
集まった部員現役生とOBやOG、駆けつけた大学の友達、小中高校の同級生たちが母親の手に抱かれて家へ帰って行くYを見送った。
帰りの駅で、Yと同学年の現部長は「練習を続けたい。きっとYの好きだった曲がかかるたびに辛いことになるけど、それだからって練習をやらなかったらそれは部が無くなるってことになるから」
こう言って、同学年の他の子達も頷いていた。
その中の一人は頷いたまま顔を上げることが出来なかったのは彼女がYのパートナーだったから。
私たちOBは彼らを慰めることしか出来ない。それでも乗り越えていって欲しいと、強く強く願う。
帰りの新幹線は、私と同期のOB組が一緒だった。大学卒業まで部に残った5人組で、今は皆それぞれ別の仕事についている。
Yのことや、部のこと。それぞれの近況やら、その他どうでもいいことをしゃべったりしていた途中、突然Sが「あ、虹だ」と車窓の外を指差した。皆でそちらの方を見ていると、Sが小さく手を振りだす。
「誰に向かって手ぇ振ってんだよー」と笑って言うつっこみに、Sは「ん?」と笑い返しただけで何も答えなかったけど、私たちはそのまま何も言わずに、窓の外のその虹が見えなくなるまでずっとずっと見送った。
【7/27】
弟の机の上に「キン肉マン2世:超人大全」発見。
冷蔵庫の扉に貼られた紙に母の文字で「アリの巣殲滅」の文字、発見。
【7/9】
気がつくと7月になっていた。
月ごとにこれほど気候がガラっと変わるのは、日本くらいのものじゃないのかと思う。
空気がすっかり夏の匂いになっている。期待を持たせるような、それでいて倦怠感のただよう湿った夏の大気。
空の青も全然違って見える。もの凄い青空、という言葉がぴったり。遠く遠く高く高く。
その昔、私がまだ女子高生だったころ、「空が青いから」という理由で、部活をさぼって街をフラフラするのが好きだった。
今じゃもう手も届かない、夏の日の話。