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2003年前期(1〜6月)


【6/9】

【兄弟愛】流石兄弟

姉:「なぁ、自分さ。昨日友達とチャットしてて、2ちゃんねるキャラで言うと、どのキャラに似てるかって話しになったんだが、」
弟:「……モララー」
姉:「なぜ解った!?」
弟:(ニヤニヤ)
姉:「おい、マララーのくせに笑ってんじゃねーぞ」
弟:「なんで? 俺がマララー??」
姉:「お前が今、何の気無しに頭の上に乗っけている、その俵型の白いクッション! アレにそっくりなんだよ!!」
弟:「げーーっ!!」

あわててはずしても、もう遅いんだよ弟者。


【6/2】

カイゼルリンク伯爵の永き眠り

【日常】『ゴルトベルク変奏曲』という曲がある。J.S.バッハ作曲の変奏曲で、主題アリアの旋律が大変有名だ。
そもそもこの曲は、不眠症に悩まされていたドレスデンのカイゼルリンク伯爵が、自身の眠りのための曲として、バッハに委託したものらしい。
曲名は、初演をしたチェンバロ奏者『ゴルトベルク』からつけられたらしい。

眠りと言えば、以前見た海外ドラマ中で、就寝前の祈りとしてこんな一節が使われていたのを覚えている。

「眠りが小さな死であるなら……主よ。その間、私の魂はあなたにゆだねます」

このように“眠りが小さな死”だとするなら、「ゴルトベルク変奏曲」は眠りの曲であると同時に、死を想う曲なのだ。
そんな風に考えると、この曲の解釈もまた全く違ったものになってくるからおもしろい。

解釈といえば、日本人は“さくら”という三文字の花の名に、桜という樹木に咲く花、という意味以上のものを込めている。生と死。そして復活のイメージ。

花は散って春は終わりを告げ、桜は再び次なる春を、次なる生を待って永き眠りにつく。
人もまた毎夜死に、朝に生まれ変わる。変奏曲のように。毎日同じようでいて、しかし違った日々を。

再び主題へと戻り、静かに演奏を終えるその日まで。

ゴルトベルク変奏曲/アリア(midiファイル)
(リンク元:知の音楽


【5/30】

close your eyes , close your head.

【ネット】有名ニュースサイト「俺ニュース」本日閉店。
その最後の文章の引用です。

ネットワークの子供達よ
貴方達は私の誇り
貴方達は私の希望

どんなに些細な事でもいい
どんなにくだらない事でもいい
貴方が心動かされた事を貴方の言葉で記し
貴方の手で次の世代に残しなさい

遥かなネットワークの地平に次の百年を夢見て
長い間ほんとうにありがとうございました

(俺ニュース/techle氏)


【4/15】

【母語録】落としどころ

私:「昆布の煮付けってあんま好きくないな。あとエリンギ」
母:「あんた、結構好き嫌い多いわね」
私:「そうでもないって。レバー。セロリとフキ。昆布の煮付けとエリンギ。あとランプータン(トロピカルフルーツ)ぐらい」
母:「お父さんはね、エリンギをマツタケと間違えてたわよ」
私:「なんだそれ。おめでたいな……。で、お母さんは何が嫌いなの」
母:「……あたしゃ、饅頭がコワイ」


【4/7】

【日常】ロボットは電気羊の夢を見るか

アトム、誕生日おめでとう。


【2/19】

【笑】さぁ、ごいっしょに

「ごいっしょにポテトはいかがですか?」……これは、マクドナルド。

「ごいっしょにサラダはいかがでしょうか?」……これは、ドミノピザ。

ここまではまぁ解る。しかし、

「ごいっしょにあんぱんはいかがでしょうか?」

は、無いんじゃないかな? って思うんですよ。
ねぇ、ヤマザキデイリーストアさん……。


【2/7】

【兄弟愛】ONE PIECE

姉 :「オイ、やっぱ『ONE PIECE』はさ、サンジさんとかさ、カッコイイ人いっぱい出てくるけどさ、やっぱ私はスモーカー大佐だと思うわけ。っつうか海軍入る。いや、何も言うな。おまえの好みは解ってる。たしぎさんだろ。別にメガネがどうというわけではないのは知っているがあの髪形はお前の好みだということは知っているんだ」

弟:「(特に何を否定するわけでもなく)お前は何も解っちゃいねえよ……あの中で一番アツイのはボン・クレーだろ」
姉:「えーっ、おかま道ですか!?」
弟:「おまえ! 紅の豚で何を学んだんだ!! 人間は顔じゃない、心だ!!!

うわー!! ……でも顔は重要だよね。


【2/7】

【仕事話】社員会議

社内全体で、ここのとこずっと終電帰りやら徹夜やらが続いており、少々お疲れ気味。
社員としては、もーちょっとなんとかならんのかと。
しかし愚痴を言うだけってのも非建設的だしなぁという、そんなある日の昼食時。

自分 :「やっぱ、こう、受注オンリーなのがつらいですよねぇ」
Y先輩 :「ここはやっぱ、常に受けられる仕事を作らないとイカンね」
K君 :「たとえばどんな?」
自分 :「そりゃぁ。ネット使って受注するとか……」
Y先輩 :「そんなん、どこでもやってるんじゃダメでしょ」
自分 :「……ですねぇ。」
Y先輩 :「知り合いの会社なんだけど、副業でオイル売ってるんだよね」
K君 :「オイル?」
Y先輩 :「車の燃費を良くするオイルらしいよ。まあ、車関係はムリとして(コネも無いし)やっぱり冠婚葬祭系とかは不況に強いよね」
自分 :「あと人間の欲に直結したモノですよね。食欲、睡眠欲……」
Y先輩 :「……そういえばその会社、新しいモノを売ろうって計画があるらしく……大人のおもちゃらしいんだけどね……」

(一瞬の空白)

K君 :「や、やっぱそういうのって奇抜なデザインのほうがいいんですかね!?」
自分 :「ウーン、今のサーバじゃアダルト系だめですから……販売するならどっか他を探さないと……」
Y先輩 :「ちょっと、その知り合いに仕入れ先聞いてみるわ」

やる気か?


【1/16】

【読書】「戦闘妖精・雪風」おかわり三杯目

神林長平(SF作家)氏の「永久帰還装置」を読み終わってしまいました。
こんなに硬質な文章なのに、なんでこんなにせつない気分にさせるのでしょうか。フシギ。

さて、次の本はということなのですが、最近めっきり本屋が空いている時間に仕事から帰るということが無くなってしまったので、同作者の別の本を読み返そう、ということになり今(一部で)話題の「戦闘妖精・雪風<改>」および「グッドラック戦闘妖精・雪風」を読み返すことに決定いたしました。

三たび、惑星フェアリイの空に雪風、舞う。
エンゲージ!!


【1/9】

【日常】甘栗売りのおじさんの話

近所の駅に、甘栗売りのおじさんが出没するようになりました。改札から出てくる人たちに「おつかれさまー」といいながら、鉄のツブの入った鍋で、栗を焼きつづけるおじさんは客よせの言葉とはいえ、いいかんじだなと思っていたのですが。

今日、わたし知ったんです。
おじさんが鍋で焼いていたのは栗ではなく、ざらめだった、ということを。
甘い匂いを出すために、ざらめを熱していたんですね。売っている栗はどこかの工場でできたものだろうと推測します。
……ま、世の中こんなもんだな。

【4/17】追記
昼間に見た甘栗売りのおじさんは、ちゃんと鍋で栗をかき混ぜてました。
よかった。世の中まだまだ捨てたもんじゃない!