070514
ロマンツアーの最終公演は友人に誘われて実際に観にいっているのだけど(誘ってくれてありがとー!)、DVDを見ると追体験というかあのミョーな熱気を思い出しました。
自分は普段ライブとかあまり行かないんだけど、SHのライブは作りこんでいるのに妙に手作り感のあるところが良いなあ。(誉め言葉ですよ!)
これはSHの音楽自体にも言えることで、凄く作りこんでいるのに全体的には手作り感にあふれてて、料亭の味というよりはすげー気合の入った手作り花見弁当を見た! というような……いかん、誉めてないように見えるかもしれないけどこれは誉めているんです!! だって料亭の味だったら「結構なお手前で」で終わるところを、花見弁当だったら皆で食べながら「わいわい」できるじゃない? SHのいいとこはそこだと思うんだよねー。わいわい言えるような「隙」のあるようなところが。
もちろんワザと「隙」を作ってる面ももちろんあるんだけども(聞く人が頑張って解釈しないと完成しない音楽であるところとか)、どうもRevo氏には天然の「隙」も多いような気がして、いやー何というか……萌える。
やはりRevo氏の本質はクリエイターであってパフォーマーでは無いのかもしれない。いやいや、もちろん頑張ってパフォーマンスしてくれているのだけど、やはりRevoさんには緊張の面持ちでギターを構えながら「イエー」とか言ってくれてるほうが私は好きだ。「本当はそういう柄じゃないんだ」って思いながらも頑張ってる人ってのは、妙な色気があると思う、し!
まあともかくDVDの話に戻すと……そうそう、本番の時は結構遠くから見てたので、近くから撮影されてる映像が結構新鮮でした。
「天使の彫像」とか動いてたなんて気付かなかったよ! 人が入ってたのかぁ。あと衣装にぼろぼろ加工がしてあるところとか。じまんぐ氏の細かいジョジョっぽい動きとか。KAORIさんは自分の魅せ方がうまいなー、YUUKIさんはかわいいーかんじ。このお二方は若い方なので声も若いっすね~。RIKKIさんはさすがの迫力。一番好きだったのはREMIさんかな。声楽やってたんかな? という感じの声質も好きなんだけど、表情とかもちょっと現実離れしたかんじで……何というか巫女っぽい!
あとJakeさん、むちゃかっこいい! ギターうまい!(あたりまえだけど)
さてさて、実はこのコンサートの一番好きだった部分は実は観客による「朝と夜の物語」大合唱だったりするんだけど、それもちゃーんと収録されて満足でした。
やっぱ音楽は聴くことも喜びだけど、自分もまたその一部となれることはもっと嬉しいことだと思うのだな。SHのコンサートはそういう意味でとても楽しかったし、これからもそうであってほしいと思います。