Sound Horizon

070715

【PV】『聖戦のイベリア』

なんだかんだで予約してなかったので、限定版があるうちにーと、アニメイト行ったら普通に予約特典用のポストカードをつけて売ってた。よし。

で、まずジャケットとういかCD全体のデザインがいいすね。黒と赤のコントラスト。んー素晴らしいシャア専用! メジャーになってからのデザインはどれも凝ってて素晴らしいけど、今回のもいいね。
ロゴも細部まで綺麗だし。しかし"Sound Horizon"のロゴって決まってないよなー。毎回毎回違うんだよね。

透明シートに印刷されたシャイタンさんのギミックもまた楽しいですなー。ブックレットはおそらく赤と黒の特色二色刷りなんだけど、黒~赤のグラデはもっと綺麗に出せる気はするんだけど。

さて、曲ー。良いねえ。まとまりがよくなってるというか……キャッチーな旋律とか、微妙に笑えるようなところ(コーラスで「せーいせんの いべーりぁ~」と来るあたり、プフッと)とかは凄くSHらしい。
その上、今回のマキシでは『Roman』より歌い手さんが均等に配置されているので、一つの曲としてのまとまりが良い気がする。バイオリンソロも~うまい。

あと、ついに多重録音ではなく本物のコーラス部隊が投入されました! 個人的には男性合唱の重低音を聞きたかったけど、今回は混声ですね。次はフルオーケストラとか!? いやいや……。

さて、今回はスペインのレコンキスタ運動がモチーフなわけだけど、まーあの辺~パレスチナ付近は紀元頃から宗教戦争やってて、それが今でも続いてるわけですよ。イラク戦争もありゃ一種の宗教戦争だしね。

私のようにクリスマスもやり、除夜の鐘を聞き、初詣も行く――というような「いわゆる普通の日本人」からすると、何をそんなに必死に争って? と思うわけだけど、まあ要するには復讐の連鎖なわけなんだよな……。

そんなこんなをかれこれ2000年以上続けてるわけなんで、シャイタンさんも「やれやれだぜ」と思ってることでしょう。人間大して変わりはしないものです。
でも少しずつは前進してるんだよー、とは思いたいんだけどね。

さ、第一印象はこんなもので、もうちょっと聞きこんでいこう。SHはここからが面白いのだ!