Sound Horizon

090110

【ライブ】「『Moira』 〜其れでも、お征きなさい仔等よ〜追加公演」 – 最終公演 1/9(金)

実は私、まだ初詣行ってないんですよ。で、今日はミラコンの追加公演、最終行きましたよー! そこでついでに初詣してきました。
一応タナトスさんて神(自称)だよね? だからとりあえず拝んでおいたんで、これで初詣のかわりになったと思うんで。

タナトスさん曰く、「死ぬまできちんと生きろ」「死んだら一緒に楽しくやろう!」ということなんだけど、これって結構宗教の教義っぽいと思うんだよなぁ。それに「私のこと信じないと悲惨な目にあいます」とか「他の宗派はぶっ潰せ」とか「ツボ買ッテクダサイ」とか言わないし、結構良心的だと思うんだよねー。私みたいなライト派(=大多数の日本人があてはまる層)には信仰しやすくて良いですわあ。

っつーことで追加公演の話。平日なんで半休とっていそいそと午後には退社いたしました。「どこか行くの?」って言われて「いやー、ちょっと」としか答えられないのは仕様です。「ライブ」って言ってもいいんだけど、そう答えると絶対「誰の?」って聞かれるじゃん? SHって説明しづらいんだよね……。

JCBホールまで移動して、友達と合流させてもらって(先に物販でパンフとか買っておいてもらえた。超ありがたい!)あとは開演をニヤニヤ待つだけ。
開演前のアナウンスは前回よりも一層長くなってる気がする! でもこれ楽しいから次のコンサートでもやってほしいなあ。

さて、本編はほぼ前と同じなんだけど、自分の席が前回はバルコニーで今回はアリーナだったので見えるものが色々違って面白かった。
歌い手さんや役者さんの表情まで見えるのは、アリーナの特権だなあ。あと立ちやすかったので、のりたい時にのれて楽しかった。
個人的にはエレフの独り言「あの馬鹿が王子?」と、死せる乙女~でミーシャがサーシャになった(名前を呼び間違えたみたいです)のがちょっとオモシロかった。こういうのはライブならではだね。しかし蠍かっこいいよ蠍。仕草もカッコイイ! あとREMIさんの声がかわいすぎた。

客席参加の「神の光」は合唱ちゃんと合って良かったなー。皆がいっしょうけんめい合わせようとしてる姿勢は素晴らしいと思う。自分も1コーラス目は様子見で、2~3コーラス目で安定してから歌いました。
ラストの字幕は「願ったことが全てかなう世界ではない、生命は儚く、運命は残酷だ。それでも~」みたいなものに差し換わってました。まあ『Moira』の主題そのものを持ってきたなってかんじね。
ここ、拍手すべきだし実際自分も拍手したんだけど、あまりにも言葉が重すぎて力いっぱい拍手できなかったわ……。無邪気にうなずけるほど若くもないからね。でも、「それでも行きなさい」と言うRevoさんの肯定的な世界観はすっごく好きなんだよ。

アンコールは、一番盛り上がれる「朝と夜の物語」、それからまさかの大人数の「聖戦のイベリア」そして私がいっとう好きな「はじまりのクロニクル」+「超重力」でした。
しかし朝夜はやっぱ盛り上がるわー。エレフと殿下のツインボーカルもとてもよろしいです。はぁ~しかし殿下にはずいぶんとなじんでいただけたみたいで、前回よりも動きがなめらかで一層王子だったなあ。また参加していただけるとうれしい。
イベリアは歌い手・役者ほぼ全員出演で圧巻だった。新しい振り付けがしてあって、ちゃんと揃っててかっこよかった。火も出たし! シャイタンもこういう機会にアピールしとかないとね。

最後に陛下が牛のブリオンに乗ってご登場。自分はコンサートの最後は陛下のありがたいお言葉(説教)を聞かないと終わらない! と思ってるので、最終日ちゃんと出てきてくれて嬉しいです。まあ白エレフでのアンコール時からほとんどしゃべり方は陛下だったけど。
しかも語りの最後の最後、すごく良いところで残念な言い間違いが!

「ミラは戦うものに微笑むことは決してありません!」

会場中の人が「えっ?」って顔になってました。陛下ー、それじゃ意味が逆やー!!

さぁ~次は第三次領拡だっ!  おっとその前にDVDですね。楽しみだ。