Sound Horizon

090629

【ライブ】「第三次領土拡大遠征凱旋記念 国王生誕祭」 – 最終公演 6/27(土)

縁あってチケットを譲っていただき、行くことができました。本当にありがとう。
さて、ライブについてはセットリストとかはともかく、自分が「おー」と思ったとこ書くよ。

・NHKホールってパイプオルガンがあるんだけど、前日は使ってなかったのね。でも、この日は開場時から譜面台のライトが点いてて、もしや!? と思ったら使ってくれた! 確か『冥王』と『黒の預言書』の最初んとこ。このためだけに、ちゃんとフーガ形式で楽譜を書き下ろしたんだって!
・冥王登場でどよめく中、周囲からは「でかい」「でけぇ」という声がボソボソ聞こえて笑った。曲終了後には、ミュー・フィーを腕の中に収納して奈落に落ちていく冥王サマ。
・ゲストの大塚さんの声はマジ特別だった。圧倒的。足を前後に開くお辞儀は、あれ宮廷風のお辞儀だよね。王様設定をふまえて、色々小ネタもやってくれたりして、あれは良かったな~。
・ビデオレターは小山力也氏(私の中ではハクオロの中の人なんだけど、「24」の人でも別にいい)と、なぜかイタリア兄弟から来た。まさかの自作自演。イタリア兄弟のハッピバースデー トゥ ユーの曲がいつのまにかコスモポリタンナポリタンになって、あとはカオス。馬鹿すぎる。(いい意味で!)

・新曲『海を渡った征服者達(コンキスタドーレス)』は『聖戦のイベリア』繋がりのかっけー曲。新曲なのに「サビを一緒に歌ってくれ!」とかマジ無茶振り。個人的には『冬の伝言』みたいな外伝的曲なんだと思うけど……となると、これCDにならないのかな!?
・ノア様がいっぱいしゃべった。私歓喜! しかし、ブラックロリコンおじさんって呼ばれてた。『<ハジマリ>のクロニクル』もやったよ!!
じまんぐさんがRevoさんに愛を語ってた。でも一期のことはすごい慎重に話してました。普通にしゃべっていいと思うんだけどなー。思い出は全て美しいまま、というわけにはいかんのかね~。
・陛下、昨日も披露した新曲『遺言』を熱唱。これ、なんかものすごい耳に残る。ちょっと捻くれてるけど、よく聞くとちょっと恥ずかしいド直球歌詞で、実にRevoさんらしいツンデレソング。
・陛下のありがたいお話の最後は↑の新曲にからめたかんじで、またちょっと素直じゃないかんじ。ツンデレツンデレ。

前日と同じ曲はほとんど無く、しかも曲と曲がずーっと繋がってて、テンションが高いまま、最後まで行ったかんじでした。座る場面はほとんどなかったけど、楽しかったー。

いやー、それにしても今回は振り付けすごいね。特に六女神とか。よく練習したなあ! あとRevoさんの動きのキレが良くなってる(笑
自分も昔、ちょっとだけダンスしてたけど(ド下手なままやめちゃいましたが)素の状態からなんとか動けるようになるまでって、なんだかんだで一年ぐらいかかるんだよね。。。

まず綺麗な形を見てマネをすることからはじめるんだけど、しょっぱなは、鏡の中の自分を冷静に見るのすら恥ずかしい(笑 だから前日の王様褒め殺しタイムに、歌姫(……の誰だっけ?)が「陛下が鏡を見ながらポーズを試行錯誤してるのが好き」って言ってたのは、ちょっと笑い話っぽいんだけど、すごくリアリティがあったなあ。

たぶんRevoさんが本格的に振り付けが必要になったのはミラコンからだろうから、レッスンを始めて、そろそろ一年ぐらいにはなるんじゃないでしょうか。
まあ振り付けを覚えるのは大変かもしれないけど、ポーズのコツは一度つかんだら忘れるものではないし、こりゃ次のコンサートはちょっと期待しちゃいますよ!?

まあぶっちゃけ、私はSHのパフォーマンスの、ちょっと素人くさいとこも好きだったりするんだけど! 世の中、完璧なものはいくらでもあるだろうし、私もそういうのすごいって思うけど、それは私が見なくても「完璧」なものだからさ。感動もするけど、同時に疎外感を感じたりもするわけですよ。
その点、SHは他人の突っ込みを受け入れてくれる余地が(意図的にしろ、そうじゃないのにしろ)たくさんあって、そういうちょっとゆるいところがいいなあと思うんです。

休暇が欲しい~と言ってたRevoさんだけど、どうぞどうぞ休んでください。でも、休暇=曲作りなんスよね?(笑 ワーカホリック上等じゃないか! 好きなことをやれるのは本当にすばらしく幸運なこと。
モチベーションが落ちないのであれば、ガンガン攻めていって欲しいと思います!