Sound Horizon

110115

【ライブ】「Märchen ~ キミが今笑っている、眩いその時代に… ~追加公演」 – 最終公演 1/14(金)

きた! 陛下きた! (唯一の)メインメンバーきた! これで勝つる!

千秋楽にしてようやく陛下に出てきていただけて、わたくし大いに満足いたしましたっ。
ロマコンからのストーリーコンサートは、ほぼ全て千秋楽を見てると思うんだけど、やっぱり最終日は思い入れがある。あとでDVDになるにしてもね。
さて、メルコンは12/26(日)、12/30(木)の回を見てるのだけど、以前とは違ってたとこを中心に書こうとおもいます。まだ熱いうちに!

・「光と闇の童話」 曲が始まると同時に立ちあがるオーディエンス。反応早っ! 今日のメルも健やかに白い。
・屍揮者の指揮振りが少しうまくなってた。正月あたりに練習したのだろうか。あとMCでのメルヘン氏の「ばーか!」にキュンとした。そういやこういうキャラだったよな。
・かなみさん、小川を渡るところでも一切声がぶれない。宝塚の歌い手は化け物か。
・REMIさんの地声、いいよなぁ。好きだな。じまんぐ氏はなんだかんだで歌うまい。あんだけ動いてんのに。
・ともよさん、復讐モード時のセリフがかなりドSな言い方になってた。これ、イイ! うへへ。
・Ceuiさんうまくペース配分してた! 年末年始は走りこみをしてたというウワサを聞いたのだがその成果か!?

・各ヒロインは復讐モード時には黒と赤の羽の仮面をつけてる。この演出すごく良い! わかりやすい!!
・あと曲の間のCGが実写との合成になってた。yokoyan絵の背景に、実写のヒロインを合成して、実写メルヘン氏がその上で動く。エリーゼさんはyokoyan絵のままかな。こんだけ違う要素がある絵なのに違和感無いとか、かなりの合成テクニック。おそらく実写ヒロイン写真を一旦photoshopフィルターか何かでyokoyan絵に近づけた上で合成してるのかと。メルコンで使われてるCGはどれも出来が凄く良くて感心する。

・みくにさんも歌うまいよぶれないよ。アルテローゼ VS アプリコーゼの対決のとこ、すごいかっこよかった! それから王子の今日の歌声、すごい好きだ。ちょっとラフな感じで~。
・死んだ青髭を抱きしめる嫁。うおぉおおお!
・「磔刑の聖女」エリーザベトは復讐仮面を投げ捨てる。メルは指揮棒ポロリ。エリーザベトがメルヘン氏をハグし、メルヘン氏もがっしり抱き返す! 私、がっつぽーずをする。
・お怒りのエリーゼさんをちゃんと迎えに行くメルヘン氏。抱き上げながら「もう、いいんだよ、エリーゼ(ゴスッ)」。……おや、最後の最後でマイクがエリーゼさんに激突したようです。
・ムッティ、ひかり、あったかいね。万感の想いを込めて。
・「光と闇の童話」、再び。メル「今度はずっと一緒にいようね」
・メルヘン氏のピアノ演奏(Marchenのテーマ)。っていうかRevoさんピアノうめぇ。エアーなのかなぁ? にしては上体のスイングがあまりに自然すぎる。でも結構早いパッセージとかもすらすら弾いてたし、うおおどっちなんだ。私、男の人がひくピアノすごい好きなんだよ。正直……ギターより全然うまかったと思(ごほん)。
・そして、ボーナストラックを演者全員で再現! 戦闘シーンの音が出るところで、またもやダンサーさん無双。剣を持ってのチャンバラが凄い迫力。

・メンバー紹介、黒き女将じまんぐが出てきた時に、私は「勝った」と思った。陛下出撃フラグ、立つ!
・ドラムを叩かず歌って踊るドラマー現る。あと弦楽器隊による黒き女将のシーン再現、などメンバー紹介なのにエンターテイナーが多すぎるぞこの楽団。
・最後、陛下来るー! と思ってたらまさかのビデオメッサージュ。「次の地平線はもう作り始めてるんよ。今日はお年玉がわりに聞かせます!」で、流れてきたのが「ピコルフリートの冒険」。うお、ピコピコだ(笑 (でもこの中に次回作の音源入ってるんだろうなあ)
・その後、満を持して出てきたのは、素のRevoさんに金髪ヅラをかぶせて、王子みたいな服来たキャラ。誰だこいつ? 「私の名は、イドルフリード・エーレンベルグ。イドと呼んでくれ給え!」……はいィ!? 
・アンコール1曲目「海を渡った征服者達と愉快な仲間達」。歌い手さんたちも全員手に剣を持って、コン・キスタ・ドーレス!
・イドさんは女好きのおっぱい星人でドSキャラという設定らしい。「低脳が!」が口癖。一瞬赤い悪魔的な人が脳裏を横切ったが、やつは嫁一筋だからなー。
・アンコール2曲目、イドさんによる「超重力」、じゃなく「超低脳」!

・そっかー、イドさんで締めかーと思ってたら、イドがいなくなってる。あれぇ? 女将が「やっぱりメルを呼ぼう!」とか言いだして、いやいや無理だろとか思ってたら、うわあメルきたー! 白塗りメルきた! 早着替えすぎる!!
・いやまて、このメルしゃべらないしなんか挙動不振なんだが。
・そこにしれっと陛下登場。ちょっと、メルと陛下が同時に存在とか、おかしい。これおかしい(笑 時空が、ゆがむ。
・レボ陛下、同時存在してるメルのことを「偽メル」とか呼んでて酷いw あんたがやらせたんだろうアクターさんあたりに! なんてことだーっ!!

・時間を気にして「手短に」って言ってるわりに、やはり長くなる偉い人の最後のお言葉。自分は自分の作品を一環したストーリーで作ってるけど、解釈は自由だし、それはキミ達の権利だ、みたいなこと言ってた。
クリエイターとしての矜持と自信にあふれてたように思う。今日のレボさんはちょっと男らしかった、です!

キミが今笑っている、眩いその時代に…
→【銀板(CD)版】誰も恨まず、死せることを憾まず、必ず其処で逢おう。
→【コンサート版】笑って欲しい。涙の替わりに、憎しみの替わりに、さよならの替わりに。

「Marchen」のテーマはこれに尽きると思うけど、銀板(CD)版はレボさんがそうありたい、と思っていることで、コンサート版はレボさんが皆にそう呼びかけている、って解釈で良いなのかなー。意味はどっちも一緒だね。
「今、この時を、喜びとともに生きていきたい/いってほしい」ってかんじかなー。

あー、メルコン楽しかったなー。もう二度とライブでは見られないのが辛いな。 でも、楽しかった思い出を胸に、明日からも笑って生きていこーと思います。
涙の替わりに、憎しみの替わりに、そしてさよならの替わりに。

ダンケ!