120422
昨日友達とお茶飲んでたら、「劇場版 マクロスF」がもうほんと面白!! みたいな話を聞いて悔しくて速攻で借りてきたあ!
結論、映画版すごく良かったあああ! 自分はテレビ版見てたんだけど、その不満点がほぼ解消されてました。若干空気になってるサブキャラもいるんだけど、私はそんなに気にならなかったな。むしろ全員を出しつつ良くまとめたと思う。
私はアニメとか小説、マンガなど「物語る」ものには期待している点が三つあるのです。
一つはミクロの関係性がちゃんと描かれていること。二つ目はマクロの設定がちゃんとあること。三つ目は主人公がきちんと成長をすること。
テレビ版はこの三つがちょっと中途半端だったんだよね~。とはいえ映像と歌の力ってすごいもんで、多少ストーリーがアレでも楽しく見れちゃったんだけど(笑) でも映画版は良くできてたなー。
まずミクロの関係性だけど、主人公のアルト君と歌姫二人がちゃんと三角関係に決着を付けます。バチッと。そしてマクロ設定については、敵が何をしたかったのかはっきりわかったし、ヴァジュラとの関係も一応の決着できててよかった。テレビ版だと「わかりあいたい!」とかいいつつ一方的に虐殺してるように見えたんだよな~。
それから主人公の成長もかなり見えた! 私、アルト結構好きなんだよねー。優柔不断野郎とか言われてるけど、だって18歳ぐらいでしょ? あんなもんだって。優男なんだけど体のラインは結構ゴツイところもいいよね~。そもそものスペックがめちゃ高い上に、素直で育ちが良くて、男性性と女性性まで兼ね備えているという……もはや完璧超人だろあいつ。
歌姫のシェリルとランカもちゃんと成長してて、得にランカがいい女になりすぎていた!
ストーリーも良かったけど、戦闘シーンはこれぞマクロス、ってかんじの高速機動に納豆ミサイルの乱れ撃ちは映画版ならではの豪華さだし、あと歌姫たちのライブシーンもね! 豪華な舞台が次々に出てきて楽しいんだ。いやー、将来こんな舞台が見られるようになるんだったら、私がんばって長生きするわ(笑)
というわけで大満足の映画版マクロスF。テレビ版見てた人は「イツワリノウタヒメ」はレンタルで良いかも。「サヨナラノツバサ」はDVDなりBDなり購入してもいいレベル。豪華なエンターテイメント作品でした!
以下ネタバレあり!
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一回目に見たときは、最後にアルト死んだあーと思って焦ったけど、巻き戻してみたらちゃんと女王ヴァジュラと一緒にフォールドしてんのね。DVDで巻き戻しできてよかったわ……これ劇場で見たら絶対見逃して「ほげーーー」となってる気がする(笑)
ヴァジュラがどこへフォールドアウトしたのかは知らないけど、同じような人類居住可の惑星なら問題ないし、宇宙空間であっても人間が生存できる環境をそのまま持って行けるみたいだから(アイ君がシェリル助けたみたいに)問題ないんじゃないの。戦闘機に非常食ぐらい積んであるんだろうし。というわけでアルト生存はほぼ確定だよね? ね? シェリル目覚めてたしね。
というかヴァジュラさんほんといい人すぎるわ……彼らにしてみれば、別荘の一つぐらい人類にくれてやって、自分らはまた別んとこ住みますわーってかんじなのかな(笑)
「エンダーのゲーム」っていうSF小説があるんだけど、ちょっと似てる。マクロスFとは全然違うストーリーだけど、ヴァジュラと似た設定の生物が出てくるという点で。
フォールドクオーツ、というのはフォールド断層(これがあるとワープができなくなる)を超えて、しかもタイムラグも無しに情報を伝えられるようになる代物だそうだけど、これって量子テレポーテーション通信が元ネタなの? だったらイヤリングが「ペアで一つ」であることはとても納得できるなあとか。むむ、深読みしすぎかな。
あとミハイル生存だけど、実際テレビ版と同じだったら話もってっちゃうからなー。ラストあたりの「あいつ、カブいてる!」のセリフがなかなかウケたので(笑) そのためだけに生存しててもらって良かったと思いました。
それからオズマのセリフがよかったな。「演じてないやつなんて誰もいない。様々な役割を演じるその総てが“自分”なんだ」みたいなやつ。若い男にアドヴァイスする大人の男ってかんじだなー。自分はオズマのほうがたぶん年齢的には近いから共感しちゃうよ。
テレビ版のアルトって、なんで元役者みたいな設定ついてんの? と思ってたけど、映画版はこのシーンでその設定がめっちゃ生きてたね!
はーそれにしても、ラストのアルトさんの横顔が本当に美人すぎて、何度もリピートして見ちゃったわ。ヒーローにしてヒロインというおいしい主人公!
わたしもアルトさんになってランカとシェリル両方から好かれて、フロンティアを救うパイロットになって、ヒーロー兼ヒロインの完璧超人になってみたいです!!
120413
今まで作った同人誌の情報を載せたページを追加しました。
まあサンホラと天羅万象(TRPGっていうアナログゲームの一種です)の本しか作った事ないんですけどね! はまるとしつこいので、いつまでも追いかけてしまいます。二次創作というよりは、1.5次創作みたいなそういうのを作るのが好きみたい。
天羅は本当に好きなゲームで、これのおかげで初めてホームページとか作ったりもして(笑) なんだかんだで今の自分がいるのは天羅のおかげとも言えるし、まあ本当にありがとうってかんじです。無印・零・WARの中では圧倒的に「零」が好き! 遊んだ回数も一番多いし。っていうかWARはちゃんとやったことないかも……。
メインライターでもある井上氏がルールブックの表紙絵を描いてるんだけど、これがどう見ても汁だく幼女の絵なので、さすがに人目に晒すのがためらわれて速攻でカバーをかけたのは良い思い出。そんな井上氏が、マンガ「中国嫁日記」でこんなに有名になるとは当時は思いもしなかったわけですが!
サンホラの本は(実はってほどでもないっすけど)あれ全部Adobe Illustratorで作ってるんですねえ。まあ慣れてるし楽だからなんだけど。ただページものだったらInDesign使いなさいよ、ってなるわけですよ普通は。ソフト腐らせとくのももったいないので、次の再販分からインデザに切り替えてみようかと思ったりしてます。でもイラレのフリーダムさに慣れちゃうとギギギってことになりそー。とはいえインデザからPDFでスマートに入稿! って夢だしドリームだし、って夢想してます。それにしても組版、難しいよねえ。正解のないパズルのようだ。