綿(コットン)・麻(リネン)

綿も麻も植物から採取される天然繊維です。

綿は非常に古くから用いられており、人間と綿との付き合いは長く約5000年前にさかのぼるといわれています。
綿は「あおい科」に属する植物の果実部分から取られます。
花がさいた後にできる、コットンボール(実)が成熟し、はじけ、中から白い綿繊維があふれ出ます。
それが綿(綿花)です。綿花は世界60カ国以上で栽培されており、最も身近な繊維です。
綿の品質は産地や品種により異なっており、もっとも重要な品質は繊維長です。
繊維長が長いほど良質なものといわれています。

麻も非常に古い繊維で特にリネンは人類が用いた最古の繊維とされています。
一口に麻と言ってもその種類は20種近くに及んでおり、植物から繊維を採集する部分(靭皮繊維・葉脈繊維)で大別しています。
マカロニのように中央に大きな穴が開いており、繊維が水分や空気を吸ったり吐いたりする力を持っています。