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接着芯地
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接着芯地は洋服やカバンを作るときに欠かせない副資材のひとつです。
薄手の生地(基布といいます)の片面に熱で溶ける「接着剤」が添付してあり
アイロンの熱でその「接着剤」を溶かして生地に貼り付けて使用するのが一般的です。


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接着芯地を貼る部分
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洋服の、負荷がかかりやすい部分の生地を補強したり、
美しいシルエットを保ちたい部分などに貼り付けます。
よく使用する箇所として、シャツ・ブラウスでは衿や前立て、袖口布、
スカートやパンツではウエストベルトやファスナーで開け閉めする部分、
コートなどでは身頃全体に貼ったりすることもあります。
カバンや帽子にも使います。


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接着芯の種類
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接着芯地は薄いものから厚いもの、やわらかく仕上がるものから硬く仕上がるものなどなど、
その種類は作るものや使用する生地、目的に合わせて多種多様にあります。
シフォンやジョーゼットの服には、やわらかい芯地が適してしてます。
(30デニールや50デニールのニットタイプ)
コートには少し張りがあるタイプがお勧め。
(セミハードやポリノジックタイプ)
カバンやウェストベルトにはしっかりしたタイプがお勧めです。
(ハードタイプやインベルタイプ)
初めて接着芯を購入される方は、当社にご相談されることをお薦めします。


◆ 実際に作っている生地に張る前に、まずためし貼りをしましょう
◆ ハトロン紙などであて紙をしましょう。
◆ アイロンは滑らさず、押さえるようにかけましょう。
◆ 熱が冷めるまで、動かさないようにしましょう。