山形県特産 麦きり細打ちうどん
うどんは生き物です。毎日の気温、湿度により、うどんを打つ時の加水率が微妙に違います。それを毎日「同じように作る」ことが一番難しいです。 「水回し」→「捏(こ)ねる」→「寝かす(熟成)」→「延(の)す」→「切る」→「茹でる」この一連の作業が (旨さ・味わい・柔らかさ)が一番大事です。それが私のうどんへのこだわりです。 また、麦きりは、山形県特産で通常のうどんより、細く、長いのが特徴です。コシがあり、喉越しがいい麦きりうどんを一度食べてみて下さい。
美味しい麦きりは国内産小麦粉
美味しい麦きりうどんを食べるなら小麦粉にもこだわりたいものです。麦きりは国内産小麦粉を使用しております。
麦きりうどんの作り方
工程ごとに写真と説明したURLはこちらをご覧ください。用意するもの 国内産小麦粉
【水回し】
木鉢に、小麦粉と水を入れる。水を入れるときは、小麦粉を入れた後、中央部に溝を作り、少量ずつ水を加える。粉の状態や気温、水の温度で入れる量が変わるので注意する。
【捏(こ)ねる】
ひたすら、まんべんなく混練する。手のひらですり鉢を押すように力を入れて揉む。 それを幅30cm、長さ50cm位の箱に、四角のビニールを敷き、木鉢にある小麦粉を入れる。
手で小麦粉を平たく整えたら、足で体重をかけて丹念に踏む。(ここがポイント)角隅から中央部まで入念に踏む。 大体の感覚は小麦粉の表面が滑らかな色になるまで踏むことです。
【寝かす(熟成)】
丸一日熟成させます。熟成することで旨みがでる。(この熟成が旨い麦切りの大きなポイント)(夏場は冷蔵庫で)
【延(の)す】
小麦粉をビニールから出して、打ち台に置き、打ち粉を振りながら、麺棒で平らに延ばす。上下逆にしながら何度もこの作業を繰り返す。 麺と違うところは水加減です。水加減が少ないと、小麦粉がボロボロになってしまいます。
しわを延ばしながら平らにする。