Ferrari F2004 Ferrari Tipo 053 bP:Michael Schumacher bQ:Rubens Barrichello 優勝15回、PP12回、FL14回。 F2003GAを開発進化させた、最強マシン。 ミハエルが、開幕5連勝、ヨーロッパGPから7連勝で7度目のタイトル獲得。鈴鹿でも勝ち年間13勝を挙げる。バリチェロも開幕から11戦連続入賞し終盤イタリア、中国GPと連勝した。ワンツーも8回記録し、コンストラクターズタイトルは13戦目にして獲得した。 |
|
B.A.R Honda 006 Honda RA004E bX:Jenson Button bP0:Takuma Sato チーム史上ベストリザルトを納めたマシン。 最高位2位、PP1回。 マレーシアGPで2年ぶり、バトンにとっては初の表彰台を獲得した。バトンはその後もサンマリノで、チームとしても初のPPを獲得し、合計10回の表彰台など安定した成績をあげる。チームメイトの佐藤もフロントロウやアメリカGPで表彰台を獲得した。ミシュランタイヤにスイッチした1年目であったが、無難な車づくりが功を奏した。 |
|
Renault R24 Renault RS24 bV:Jarno Trulli(R1-R15)/Jacques Villeneuve(R16-R18) bW:Fernando Alonso エアロダイナミックスと車体のバランスに重点を置いたマシン。 優勝1回、PP3回。 トゥルーリがモナコで、初PP、初優勝を飾ったほか、ベルギーでもPPを獲得。アロンソもフランスでPPを獲得するなど、速さを見せるも、安定感に欠けていた。また、トゥルーリのシーズン中の解雇や、代役ビルヌーブの精彩に欠く走りなど、チームマネジメントに若干問題があり、ランキング2位争いでBARに敗北した。 | |
Williams FW26 BMW P84 bR:Juan Pablo Montoya bS:Ralf Schumacher(R1-R9/R16-R18) /Marc Gene(R10-R11)/Antonio Pizzonia(R12-R15) 奇抜なノーズで注目を集めたマシン。 優勝1回、PP1回、FL2回。 ショートノーズの前期型は、そのデザイン、斬新なサスペンション等がマシンのバランスを狂わせ、シーズン後半の改良型ではノーズは従来の物にもどされた。カナダ等での失格や、チーム内のごたごたもあり低迷したが、ようやく最終戦でモントーヤが優勝を飾った。 | |
McLaren MP4-19 Mercedes-Benz FO110Q bT:David Coulthard bU:Kimi Raikkonen 信頼性不足からシーズン前半で姿を消したマシン。 最高位5位。 昨年実戦投入されることの無かったMP4-18を改良したものの、エンジンの剛性不足から車体ともトラブルが多発し、信頼性・スピード不足からチームは序盤戦を棒に振った。フランスGPでMP4-19Bが投入されるまでの最高位はライコネンの5位、17ポイントと他のトップチームに大きく引き離されてしまった。 | |
McLaren MP4-19B Mercedes-Benz FO110Q bT:David Coulthard bU:Kimi Raikkonen 全面的な改修によりF2004の対抗馬に浮上したマシン。 優勝1回、PP1回、FL2回。 | |
Sauber C23 Petronas 04A bP1:Giancarlo Fiaichella bP2:Felipe Massa 青いフェラーリと呼ばれるほどF2003GAにそっくりなマシン。 最高位4位。 | |
Jaguar R5 Cosworth CR-6 bP4:Mark Webber bP5:Christian Klien チーム最後となったマシン。 最高位6位。 | |
Toyota TF104 Toyota RVX-04 bP6:Cristiano da Matta bP7:Olivier Panis 目標とは裏腹に戦闘力不足に陥ったマシン。 最高位5位。 開発体制は強化されたが、思うようにいかず、車体は戦闘力不足で、エンジンの高い信頼性の足を引っ張った。入賞は、モナコでのダマッタ6位、パニス8位、アメリカでのパニス5位にとどまった。チーム内の混乱も重荷になっていたよう。その後若干改良を加えたBスペックがドイツGPより投入となった。 | |
Toyota TF104B Toyota RVX-04 bP6:Cristiano da Matta(R12) /Ricardo Zonta(R13-R16)/Jarno Trulli(R17-R18) bP7:Olivier Panis(R12-R17)/Ricardo Zonta(R18) 大きな進歩は得られなかったBスペックマシン。 最高位8位。 | |
Jordan EJ14 Ford-Cosworth RS2(CR-6) bP8:Nick Heidfeld bP9:Giorgio Pantano(R1-R7/R9-R15) /Timo Glock(R8/R16-R18) 毎戦替わるエンジンカバーのメッセージが話題のマシン。 最高位7位。 | |
Minardi PS04B Cosworth CR-3L bQ0:Gianmaria Bruni bQ1:Zsolt Baumgartner 実質PS02の改良型、エンジンともに3年落ちマシン。 最高位8位。 | |