【データ処理】

任意位置から任意の測点までの中心点・横断方向点(幅杭)の角度と距離を計算します。
 またIP座標値がある場合は、各点の座標値も同時に計算します。

1・以下サンプルデータを使って説明します。(サンプルデータ名="サンプルSP")
  任意位置は1番目を選択します。任意位置画面から1行目を選択して下さい。
  (器械位置 IP 3 方向IP 4 角度154度 45分45秒 距離392.755 コメント サンプル任意位置)

2・測点の列で、一度Enteを押して下さい。入力ボックスが現れます。
  100と入力しEnterを押します。右の計算中心に、任意位置からSP100のセンターまでの距離・角度が表示されます。
  (計算距離中心 369.917 角度 235度 30分0秒)同時にXY座標も計算され表示します。

3・次にRLでSP100のセンターの、右か左かを入力します。(RorLキーor+-キー)ここで、Rキーを押して、Enterを押します。
  次の90°0′0″の表示は 、センターからの横断方向をあらわします。
  この時、横断方向に90 0 0以外に任意の角度を指定する事もできます。

4・次に横断距離(幅杭)に、SP100のセンターから右に何メートルかを入力します。
  ここで、5.234と入力したとすると、右にSP100のセンターから右に90°0′0″方向の5.234までの距離と角度が表示されます。
  (計算距離横断 369.210 角度 234度 41分46秒)同時にXY座標も計算され表示します。
  入力値を−5.234とマイナス値にした場合は、左側になります。(Ver 5.53で変更)
  これで任意位置から各測点のセンター及び幅の距離・角度・XY座標値が計算されました。

器械点座標及び方向点座標を変更した場合は、再計算を必ず実行して下さい。又測点 No入力等の変更を行った場合も再計算を実行して下さい。

オプションとして、IP自動計算・自動計算・SYLKファイルの読込があります。

測点は、オプション->設定で測点No入力に変更する事ができます。

【クリップボード】

  1. ポップアップメニューのクリップボードにコピーは、測点と路線中心のデータをコピーします。
  2. Shiftキーを押しながらは、測点と幅のデータをコピーします。
  3. クリップボードから貼り付けは、クリップボード全体から測点列・左右幅列を指定して貼り付ける事が出来ます。 
    Excel等のシートをコピーした場合に便利です。列の指定はオプションのSYLKファイルの読込と同じ列を使用します。
  4. データ処理どうしのクリップボードコピー・貼り付けは出来ません。行コピー・行貼り付けを使用して下さい。

【器械点座標・方向点座標に貼り付け】

  1. ポップアップメニューの[器械点座標に貼付け]・[方向点座標に貼付け]で変更できます。
     座標値は、ポップアップメニューを表示させた行のデータが使用されます。
  2. Shiftキーを押しながらは、横断点(幅杭)の座標を貼り付けます。

【座標リスト】

  1. 座標リストから[器械点座標に貼付け]・[方向点座標に貼付け]できます。座標リストのデータは座標計算のデータ又はSIMAファイルデータです。