作成するプリント基板にどの様な機能を付与するか(機能が必要か)でプリント基板の大きさ、CPUの種類が変わってきます。
ここではハードウェアで実現する、次の機能の有るものを作成します。
・3回路のリレー出力を持つ。
・手操作SWを備える。
・リモートによる制御も可能とする。
・パイロット・ランプと手操作SWを同じ配線芯線で行う。
機能ブロック図の作成
機能を実現するためのブロック図を作成します。図は手書きの簡単なものでよいと思います。
ブロック図が完成すれば回路図作成は80%済んだと思えばよいでしょう。

機能詳細
・CONN-L:リモート端子で外部からリレーのON/OFF実行、装置の状態を読み取る。
・CONN-K:2ワイヤで操作キーのON/OFF監視、外部ランプの表示。
・TERM :リレーの出力端子
・COM :装置の動作モード等の変更を行うコミュニケーションモジュール
回路図作成
ブロック図を回路図作成ツールを使い具体化します。ツールはP版.comの「CADLUSサーキット」を使います.
CULDUSサーキットは、一般的な回路図の作成には十分な機能を持っています。
一般的な機能
・独自の部品ライブラリーを作成する事が出来る
・回路図のエラーチェックを行うことが出来ます。
・ネットデータを出力します。
・使用部品を出力します.
チュートリア
それではCULDUSサーキットを立ち上げ回路図を作成しましょう。立ち上がったらまず各アイコンにカーソルを置き表示される機能名を何となく理解します。(詳細はマニュアルを参照)
次にアイコン
をクリックし'A4図面枠.drw’を開きます。
- 部品配置
②コネクタの配置するところをクリックします、以下のような'部品の選択'画面が表示されます。

③ライブラリーConswからCN-8Pを探して'OK'を押下します。
④同様に'JUM3'を配置します
⑤次にフォトカプラーを選択し配置します。(ライブラリーを探してもない場合、次の⑥を行います。)
⑥アイコン
←部品作成・[部品の作成/保存(M)]ー[新しい部品ライブラリの作成(L)]→'ファイル名'入力ー[保存]を実行
・[部品の作成/保存(M)]ー[新しい部品の作成]→'TLP624-2'と入力ー[OK]を実行
・[パターン(T)]ー[パターンの編集]→パターンの編集[編集]ー[新しいパターン]→新しいパターに'HC1'を入力します。パターンを入力(パターンは次項を参照してください)
・[部品の編集(E)]→[図形属性変更(A)]で以下のように各属性を入力し[OK]を押下します。

・最後にピン形状、ピン番号及び、必要に応じピン名を入力します。
・[部品の作成/保存(M)]ー[部品と部品ライブラリの上書き保存(S)]を押下、続いて終了を押下
・メニューバー[設定(S)]ー[ライブラリー設定(L)]→ライブラリーの設定画面の[追加]]で作成したライブラリーファイルを開きます。その後[更新]を押下します。
⑦メニューバー[ファイル(N)]ー[名前を付けて保存...]を実行します。
← 3つの部品を配置した状態・部品配置後は図形の属性を変更します。(参照名及び値)
- 配線
通常、部品の端子を線で結びますが、部品間に他の部品がある場合、その部品を避けて配線することになります。また、配線はグリット上に配置しますので、そのままでは配線できない場合は、次のことをします。
・部品と部品の間を広げる・・・・部品点数が少ない場合
下図は配置し参照名を付けた部品を結んだ#0の回路に#1回路を追加するため、部品間を広げたものです。

操作はアイコン
・飛び越しのラベルを付ける・・・・複雑な図面に有効
下図は

(注)配線と配線を結ぶのに
②完成した回路図

- 回路図チェック
未使用端子、参照名の重複、未結線等のエラー確認のためNet情報出力前に必ず行います。
アイコン
上図はPC725の空ピン3番が未使用、また参照名RUが重複してることを示しています。
表示場所はXY座標データを基に+字カーソルを利用し探します。
- Net出力
エラーが無い場合及び、未使用端子の確認が終了するとネット出力ができます。
アイコン
←Net出力画面ユーザーが作成したファイルの保存場所
Windows10:OS(C:)-ユーザ-注1-AppData-local-VirtualStore-ProgramFiles(x86)-[Caldlus-]Cadlus_Design-注2
注1:ユーザ名
注2=DRW:回路図
注2=OUT:Netデータ,Partsデータ
