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〜2004/09〜


★2004/09/12 全方位蜜柑迷路。

愛知と他県の県境をサイクリングする、という企画がありまして
今日初参加してまいりました。

コースは愛知県新城市〜静岡県三ケ日町〜新城市の周回峠攻めコース。



朝8時半に現地集合で、新城の市役所(注意してないと通り過ぎるサイズ)
まで行ってみると、、、年配の方が3人だけ?
別の場所でトライアスロンの大会があったらしく、今回はヒトが全然集まらず・・・。
60代x2人、74(!)歳x1人、私という妙な組み合わせ(笑)。
しかし、話を聞いてみると、私が参加を見送った長距離レースやヒルクライムレースに
全員参加&完走してるんだとか。負けてるよ、自分!

早速走行開始、なぜか先頭を切るのは74歳最年長のロードライダー。
大腿筋の瞬発力は衰えを隠せないが、しっかりした持久力と心臓で峠を登ってく。
私の後ろに付いて走るカーボンフレームMTBに乗った2人組なぞは、
時折"焼酎を入れたボトルを忘れた"とか、"三ケ日で昼飯ナニ食うよニイチャン?"
などと軽口を叩きながら余裕の走行。
ヘタな若いヒトより元気なので、定年で引退なぞと言わず働いて欲しいと思いました。

@の宇利峠を越えて、静岡県三ケ日に到着。まだ午前10:30。
昼食まで時間がある上に年配のお三方は異常に元気だった為、
浜名湖1/3周コースに突入Σ( ̄□ ̄;ホントに定年過ぎてんのかー!?
夏休みを過ぎて人気の無い別荘地、潮の香りの中を静かに過ぎていくと、
いつの間にやら11時。浜名湖でうな重を頂くことになったのは流れとして当然として、
当たり前の様にビール4本を注文するじっさま方はホントあと30年くらいは大丈夫だと
思わせる溌剌ぶりでした。何かに似てると思ったら大学ン時の教授や・・・。

自分でも"ちょっと多めか?"と思うくらいのうな重を颯爽とかっ込んだじっさま方に
率いられ、Aの瓶割峠へ向かう・・・途中で路に迷いました。
というのも、看板らしきモノが2kmに1個くらいしか無いのですよ。
目印になるようなモノも何もなく、あるのは、ただひたすらに続く蜜柑畑。
右を見てもミカン左を見てもミカン、正面の山の緑も良く見るとミカンの樹。
路を行く町民の方は殆ど見当たらず、代わりにアゲハチョウの大群が。
20匹くらいが群れて飛んでいる様は中々に壮観でしたよ。
アレは、ミカンで出来た異世界。三ケ日の名は伊達ななかったッス。

まだミカンは緑色でしたが、本格的な秋になれば、きっと山一面がオレンジ色に
なってさぞかしキレイになるのでは。また来よう。
日曜ならば採石場のトラックもお休みで、車も来ない、ヒトも居ない、道路もキレイと
素晴らしく自転車乗りには最良の路だったといえます。路を間違えなければ。

Bの峠は国土地理院の地図からも外されてしまった超マイナー峠。
地元のヒトも殆ど知らない感じでした。お陰で路も判別がつきにくく、
うっかり小さな看板を見逃すと、そのまま隣町(20km)先に出てしまい、
ソコで初めて気づくという(笑)、や、笑えない事態に陥ります。要注意。
登りは少々キツめですが、距離はそう無く、新鮮な空気を楽しみながら
快適なライドを楽しめるでしょう。

あんまり気分が良かったので、周回32kmコースの筈が、60kmに。
とにかく三ケ日は良い所でした。秋から冬はミカンの収穫で活気も出るだろうし
その頃に行ってミカン色に染まった山の写真でも撮ろうと思います。

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