Nゲージでは恐らく初めて市販される部品ではないでしょうか。車体側面に設けられた小さなレンズ。単純なドレスアップだけでなく、様々な用途にお使いいただけます。
あくまでスケールにこだわりながらも、車体側面のアクセントになる小さな存在。国鉄・私鉄・新旧問わず多くの旅客車に使用できるアイテムです。挽物の限界とも言えるサイズです。
こんな場合に便利です。
・単純にドレスアップ＝レンズ色を車体モールドに差すより、球形でそのままレンズ状態を再現でき、またスケールを遵守しており、大変リアルです。
・ジオラマへの組み込み＝レンズ付近に車体裏からLEDなどを仕込み、ストラクチャーの一部として開扉状態を再現した車両を置いてみるのも面白いでしょう。
・塗装変更の補助に＝塗り分け線にかかる灯具表現。マスキングの支障になり、そこから吹き込んだ〜という経験をお持ちの方も多いでしょう。このレンズを塗装後に取り付けることで、吹き込み防止になり、マスキングのストレスも軽減されます。
・形式間改造に＝電動車ユニットのM車・M'車とで、あるいはM車とT車で表示灯の数や位置が異なることがあります。通常は市販のキットではそこまで表現しない、車側灯自体を省略していることもありますので、これらの再現に便利です。またクモハ115をクモハ114に改造する時には、TTP235-02「国電車体パーツセット」収録のドアコック蓋をあわせてお使いいただき、車側灯の向きを車両前後に合わせて修復することで、より正確な車体を製作することが可能となります。
