■急行・近郊型完成品の窓ガラスの外し方

トレジャータウンでは、市販完成品のコンバージョンキットや改造用のパーツを多く発売しております。
それらを使っていただく際に必要になるのが「完成品の分解作業」。
トレジャータウンの製品を使いこなしていただける皆様にはなんてことない作業なんですが、いくつか難しい箇所があります。

今回は先人たちの研究の成果ともいえる、正面窓ガラスの外しかたをご紹介します。
何回も模型誌などで紹介されている方法で古くから工作を嗜む方ならご存じのとおりですが、避けて通れない難関にもかかわらず最近取り上げられることが少なくなったようにも思えたので、私も作業途中を写真に撮ってみました。

まず、助士席側のガラス隅を浮かせて爪をはさみます。
次に、綿棒など先の柔らかい(ガラスを傷つけにくい)もので、貫通扉窓を助士席側に向かって、斜めに押し出します。
うまくいけば、飛ぶように気持ちよく外れてくれ、車体側を破損することもありません。
失敗するとご覧のとおり。
貫通扉への力のかけ方が悪いと、このように折ってしまいます。

ほかによい方法があればお教えください〜。
上は上手に外せたもの。下は失敗したもの。
失敗しても表面からヒビが見えなければ、ゴム系接着剤などで接着して固定すれば再利用できますが、ご覧のようにヒビが表から見えてしまうともう使い物になりません。合掌・・・

この場合は、各社の分売パーツを購入して、新品ガラスを取り付けるほかありません。

ちなみに、経験上カトー製品のほうが簡単で、トミックス製品は寸法がタイトなせいか失敗の確率が極めて高いです。


窓ガラスを失敗しましたら、こんなキットのために捨てずにとっておいてください。(リンク)
これで分解自体は完了です。
分解したあとは、再度の取り付けを容易にするための作業を行いましょう。
ガラスを押し出す時にそれを阻んでいた窓柱を薄く斜めに削ります。

こうすることで、再度の取り付けや、さらにはまた分解が必要になった場合に、容易に外すことができガラスの破損の不安が軽減できます。
このときに車体のモールドに傷をつけないよう、また深く削りすぎないよう、注意してください。
仕上がりの様子です。プラスティックの地肌が見えているところが、削った場所です。

今回はこれでヨシですが、塗装と下地の色があまりに違い、目立ちそうな場合は、近い色の塗料を使って該当箇所だけ筆塗りしてあげるとよいかもしれません。

※このとおりに作業することで成功を保証するものではありません。

2014年7月17日更新

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