森下賢一さんの遺志をうけつぎ
「たばこ病をなくす横浜裁判」の勝利をめざす声明
2007年1月17日(第十回口頭弁論の日)
たばこ病をなくす横浜裁判 原告団、弁護団、応援団、たばこ病訴訟を支える会
「たばこ病をなくす横浜裁判」の先頭に立って活動してきた原告の森下賢1さんが、昨年の12月25日、75歳の生涯を閉じられました。
森下さんは、たばこ病である肺気腫患者であり、直接の原因は肺炎ですが、肺気腫がベースにあり肺と気管が弱っていたため、彼を帰らぬ人にさせてしまったものと考えます。
昨年秋、森下さんは「2周年の2007年こそは正念場の年、私たちの出番です。がんばりましょう」と言っていました。志半ばで力尽きてしまわれたことはかえすがえす残念です。私たち残された者は、森下さんとともにめざしていた「たばこ病のない社会」を実現する努力を続けることが、彼の命をかけた訴えに報いるものと肝に銘じています。
たばこ病をなくすことは容易なことではありませんが、遅かれ早かれ人類がそこに向かうことは間違いありません。すでに、たばこ規制枠組み条約が2005年2月に発効してたばこ消費の削減に向けた世界的協力が始まっています。2008年北京オリンピックは禁煙オリンピックにすると中国政府は発表しています。
たばこ病がなくなれば日本だけでも、1年間に11万4200人(厚生労働省発表:WHO2000年推計)もの貴重な命が奪われずにすみます。そして、数百万人のたばこ病患者が、苦しい闘病生活や生活苦をまぬかれることができます。
そのために、森下さんとともに、裁判でも要求してきた「未成年者をたばこ病から守るため自動販売機の設置規制等を求める」陳情署名を昨年取り組み、1万数千筆が寄せられるなど神奈川県を超えて全国的にも共感を広げました。森下さんは、この署名活動でも自らが自治会長を勤める横浜・金沢区の地元で、たばこ屋さんとも話し合って未成年の喫煙をなくす共通の理解を広め、およそ1千筆を集約しました。
私たちは、かけがいのない仲間を失いました。しかし、掲げた目標は高く掲げて更に多くの国民・市民のご理解とご支援をいただいて、がんばっていくあらたな決意に燃えています。
たばこ病をなくすための裁判勝利に向けて、どうぞいっそうのお力添えをいただきますようお願いいたします。
以 上
連絡先 高橋 是良
電 話 045‐782‐0853
FAX 045‐786‐0789
〒236‐0014 横浜市金沢区寺前1―16―6

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