便利さとひきかえに5G放射線被爆
AI、IoTの時代の到来で、どこのメディアも5Gを礼賛している。5Gは人類にとって楽しいことばかりだと、夢の世界が実現すると。が、しかし、5Gの怖さについては、一言さえも触れていない。
さて、私が使っている携帯電話は3Gである。あと1年ぐらいしたら消滅するから使えなくなり、4G機種になる。困ったことだと思っている。いや、怖いとも思っている。電磁波障害による有害な生理的影響があったら、どうしようと。
何故なら、実際に電磁波過敏症の子どもたちを知っているからである。彼らは化学物質過敏症も患っていた。学校に行けない。普通の社会生活が送れない。電磁放射線を発する携帯やパソコンはもちろん、普通の電気製品にも近づけない。家じゅうを巡る電気配線にさえも頭痛を覚える。ときに記憶が飛ぶ。呼吸困難。テレビは遠く離れて一日1時間までぐらい。薬は化学物質だから、病気になっても薬が飲めない。
5Gは正確には「第五世代移動通信システム」と言い、超高速、大容量、超低遅延、多数同時接続という特徴をもっているらしい。通信速度は4Gの100倍、データー容量は4Gの1000倍。例えば、二時間の動画が3秒でダウンロードできるといえば、その威力が分かるだろう。だから、運転手なしの自動運転なんてものが実現する。
電子レンジで使っているのがマイクロ波。マイクロ波は波長1〜10センチだからセンチ波と呼ばれ、5Gの波長はミリ単位だからミリ波と呼ばれている。電子レンジのなかでマイクロ波をあびた肉や卵はどうなるのかを考えたら、ミリ波を集中的にあびたらどうなるのか、想像はつくだろう。
ミリ波は強い直進性があり大きな情報量を送れるが、近距離通信にしか利用できない。そのため約100メートルおきに基地局が必要となり、多数同時接続を行うため、私たちは至近距離から指向性のある強い電磁放射線を常に浴びることになる。
「電磁放射線、大好き」という電磁波に鈍感な人もいるかもしれないが、鈍感な体質でも長いこと浴びていると、広範囲の臓器になんらかの不具合が起きてくるはずである。特に成長期(細胞形成期)の子どもには浴びさせたくはない。
便利、便利と5Gを推進する企業や国の言いなりになっていると、仕事もできない、新幹線や電車やバスにさえ乗れない、普通の社会生活を送ることさえ困難な体になってしまう.。それでいいのか?