非倫理菌感染集団は国民を虫けらと思っている
新型コロナウイルスが猛威をふるっている。政府によってPCR検査が制限されている状況下――PCR検査は重症化するまで待てという日本――においては、ウイルス野放しの無法地帯(パンデモニアム)になることは避けられないと予想される。
ガンでもどんな病気でも初期治療が重要であることは周知の事実である。それなのに、非倫理菌感染集団は熱が出ても家で㏣待機しろと言う。4日も熱にうなされたら、どんな病気も治らなくなる。
ダイアモンドプリンセスから始まった日本におけるウイルスとの戦いは、たとえ同時に検体3000以上のPCR検査能力が日本になかったとしても、対応の基本を間違え、プリンセス号を結果的にウイルス培養箱にしてしまったことで負けたのである。
他国(例えば韓国で一日5000検体)にあるPCR検査能力が何故に日本にはないのか、不思議でならない。加藤厚労大臣が2月18日に一日3800件できると公言したが、いまだに百単位である。民間あわせればそれくらいの検体検査能力はあるというのに、日本はかたくなにPCR検査を拒んでいる。いったい、その裏に何がある? 誰がいる?
PCR検査をしたら、感染者の数が膨大な数値になるから、安倍政権好みのデーター改竄つまり正確な数値を出したくないからか? それとも何かしらの膨大な利権が絡んでいるのか? それとも日本国民の数を減らしたいのか? そういえば、いつぞや小泉進次郎が「悲観的な1億2千万人よりも自信に満ちた6千万人のほうが良い」とか言っていたことを思い出した。
新型コロナウイルスが手ごわいことは、感染しても症状がでない、潜伏期がながく、潜伏時においても感染力がある。しかも再燃力(宿主を免疫不全にする能力?)をもちあわせている。目に見えないウイルスは症状のない保持者とともにどこにでも移動できるゆえに、PCR検査が制限されている日本社会はウイルスにとって恰好の繁殖地である。
ウイルスの可視化のためにはまずPCR検査の実施が絶対不可欠だが、これもしない前に、安倍は唐突に全国小中高学校臨時休校の要請をした。全国の危機感を喚起させることには有効だが、ダイアモンドプリンセス同様、行き当たりばったりの対策としか言いようがない。
先に、タイトル「桜を見る会を考察する…腐敗は伝染する」のなかで、日本社会の中枢は非倫理菌に感染しパンデミック状態だと書いたが、新型コロナウイルスの延命に手をかし、スプレッド(spread)させたのは、まさに非倫理菌感染集団の彼らである。究極的には彼らを培養したのは日本の教育制度ではあるが。