[動かないこと」…今となってはこれしかない。


「慶大病院で、4月の13日から19日にコロナ肺炎以外で入院をする予定の患者67人にPCR検査をしたら、自覚症状がないものの,
4人つまり6%が陽性だった」というニュースに、恐れていたことが現実になってしまった感をおぼえた。


つまり、町の通りで、およそ11人とすれ違えば、CoVid-19属と遭遇するということだ。ついでに概算すると、東京都の人口を少なめに800万人にして計算すると、(8000000×6%)で、48万人がCoVid-19属に侵略されていることになる。


前前だったか、投稿済みの「PCR検査をしない日本は人体実験中なのか?」のなかで、32日を始点として感染者数を試算した。32日から16目の3月18日には131,056人になっていると書いたが、


318日から4月19日までの一か月つまり30日間でどれくらい感染者が増えたか、累計せずに簡単に計算すると、「131056×3」で392167人になる。上記の48万人には足りないが、恐ろしいほど予想通りということになる。


余談になるが、私はチンパンジーのパンちゃんと一緒にいる志村けんさんが好きだった。志村けんさんの訃報を知ったとき、何よりも先に思ったのが、「パンちゃんはもう志村けんさんに会えなくなってしまった」ということだった。志村けんさんを殺したのは直接にはCoVid-19属だが、間接にはPCR検査を抑制してきた人間達である。この人間達は、これからどれくらいの人々を殺していくのか、どれくらいの人々の経済生活を破綻していくのか、日本人一億人の命を背負う者たちがあまりにもおそまつだから、まったく先が見えない。


「明けない夜はない」という浅薄な言葉がテレビから流れてくるが、発語者は浅薄以外のなにものでもない。死んだ人々にとっては「明けない夜」は100%の現実である。死んだ者は帰らない。歌や情緒ではCoVid-19属は殺すことはできない。殺すことができるたった一つの手段は「日本中の人間が動かない」ことだ。これにつきる。


戦争もそうだった。トップの人間の過ちが多くの日本国民を殺してきた。今回も同じである。彼らの間違った初動措置が多くの人を殺し始めているが、しかし、私たちはこの暗闇から一刻も早く抜け出さなければならない。殺されてはならない。早く暗闇から抜け出すためには、不必要な人間活動を止めること。今となっては、これしかない。

「自分が動けば、人ひとり死ぬ」と思ってさ!