mRNAの正体(その1/シェディング)
最初に言及しとかなければならないのは、これら記事を書く私の意図である。mRNAワクチンの接種を受けるなと言うつもりはない。受けるも受けないのも個人の自由である。ただ、接種後の死亡数の多さと、その死因から、「why」が頭から離れないのである。誰も教えてくれないのなら、自分で調べなければならない。つまり、mRNAワクチンの正体を知りたいという私個人の希求ゆえの作業である。
mRNAの正体を探して、英語文献をいくつか読んだ。ガセネタっぽいものもあれば、安心・安全だからとにかく打てと主張するものもあったが、これって本当なのと訝ったのが、ファイザー社自体による文書が[ admit covid vaccines will shed infectious particles to others(コロナワクチンは感染性の粒子を他へ発散するだろう)」と認めているというものであるが、これは原本ではないので、フェイクニュース・リポーターによるものかもしれないと断っておく。
ここで認識しなければならない言葉がある。「shed/shedding(シェディング)」である。「shed」とは切り離すという意味だが、専門用語として使われているシェディングの意味は次のようである。
細胞膜には様様な機能を持つ膜タンパク質がうめこまれており、それらの種類によって細胞が果たせる機能も異なる。膜タンパク質から露出している部分を切り離すという分子機構をシェディングという。細胞の機能をも変換する影響力の強い分子機構らしい。
このシェディングが使用されている論文「Worse Than the Disease? Reviewing Some Possible Unintended Consequences
of the mRNA Vaccines Against Covid-19 (感染症より悪い? mRNAワクチンによるいくつかの予期せぬ結果を検証する)」は2人(1人はMIT)の研究員によって書かれているので信頼してもいいかもしれない。ダウンロードのためには登録必須だったのでabstract(要約)部分しか読めていないが。その要約部分にシェディングという文字があった。次がその文である。
We also present a brief review of studies supporting the potential for spike protein shedding, transmission of the protein from a vaccinated to an unvaccinated person, resulting in symptoms induced in the latter.
(スパイクプロテイン・シェディングの可能性、つまり接種した人からしない人へと、そのプロテインの伝播をもって後者に症状を引き起こす可能性を裏付ける研究を簡単に紹介する。)
ということで、ワクチンを接種した人から接種していない人へスパイクタンパク質が伝播して、後者へ何らかの症状を引き起こさせるということらしい。
さて、イスラエル(16歳以上の8割が少なくとも一回めの接種を終えている)で21日、一日の新規感染者数が100人を超えたとあり、英国では一日の感染者数が先月下旬から急拡大し、約2か月で5倍にふくれあがった(本日・6月25日のヤフーニュースより)、そうである。
Central Bureau of Statistics data(中央統計局)のデータによれば、ワクチン接種キャンペーンの最中(2021年1月から2月)のイスラエルの全体的死亡数は前年に比べ22%増えたとある。この数値はワクチンを原因とする死が含まれているからであろう。おそらく、日本の死亡者数も増加しているはずだ。
つづく・・・次は、ADE(antibody dependent enhancement)に関してです。