陰謀なのか、陰謀論なのか、はたまた陰謀説なのか。
陰謀論なる言葉が市井に渦巻いている。たとえば、コロナワクチン危険説は陰謀論、ビルゲイツの世界人口削減計画は陰謀論、等々である。陰謀論という言葉を聴いた人の脳裏に浮かぶのは、「陰謀論イコール嘘」であろう。OOは陰謀論という言葉を目にしたり、耳にしたりしたとき、そんなことあるわけないと、OOを信じたくない人々は、「陰謀論イコール嘘」という言葉に安堵するだろう。おそらく大半の人々は、陰謀論を受け入れ、安心し、誰かによって仕組まれた本当の陰謀かどうかまでは考えない。
私所有の広辞苑には「陰謀」は載っているが、「陰謀論」は載っていない。他の事典で調べたら「陰謀説」は載っていた。しかし、「陰謀説」となると、「陰謀論」とは意味が違ってくる。その事典によると、「陰謀説」とは「社会の構造上の問題を背後にひそむ個人ないし集団の陰謀のせいにすること」とある。具体的には、ナチスがドイツの悲運の責任をユダヤ人や共産党主義者の陰謀のせいにして、巧みに大衆を操った手法である。日本においては関東大震災時における朝鮮人虐殺や社会主義者弾圧がある。
したがって、「陰謀論」は陰謀そのものを隠すための目潰しであり、「陰謀説」は大衆から思考を奪い盲滅的に動かすための目潰しである。どちらも大衆から真実を覆い隠すという目的がある。
さて、近頃、モデルナ社ワクチンに異物が混入していて、接種した若者二人が死亡している。それら異物に関してだが、製造部品の金属片のステンレスであると、昨夜の報道番組が言っていたが。他からの情報によると、米国のロバート・ヤング博士の研究チームがワクチンのなかに「酸化グラフェン、ステンレス鋼、セレン化カドミウム、寄生虫」を確認したという。
どちらが真実なのか、後者が真実ならば、ワクチンはもはや毒であり、ワクチンとは呼べない。
何が陰謀で、誰が陰謀しているのか, そしてその目的は?
何が陰謀論で、誰が真実を覆い隠しているのか、そしてその目的は?
何が陰謀説で、誰が大衆を動かそうとしているのか、そしてその目的は?
私たちはそういうコロナ禍に生きている。