アジロンワイン
 その昔、甲州勝沼町藤井扇状地一帯には、アジロン種葡萄が広く栽培されておりました。
 蜂城山頂(戦国時代の武将「武田信玄」の狼煙台)には天満宮があって、毎年8月25日のお祭りの頃になるとアジロンも甘くなり、いい香りがあたり一面に漂いはじめ収穫が始まりました。
 藤井の人々は、そのエキゾチックな味と香りに異国を想い、その素晴らしさにたちまち魅了されてしまいました。
ところがこの葡萄は、円熟して店頭に並ぶ頃になると粒がぽろぽろ落ちてしまう欠点があり、商品として使えず、いつしか栽培されなくなって、「幻の葡萄」となってしまいました。
 しかし、最近この葡萄をワインにすると香りのいい美味しいワインになることがわかり、急に人気が出てきました。
この「幻の葡萄」を庭先で自家用に栽培していたものを譲り受け、ワインにしましたので、その味と香りを心ゆくまでお楽しみ下さい。きっと満足いただけると思います。
 尚、このワインはまだ数少なく、量産することも出来ず、希望に添えるだけありませんのでご迷惑をおかけするかもしれませんが、宜しくお願い致します。


幻のアジロン種から作られた数量限定のワインです


※ 品切れの際はご容赦下さい。