石狩の海で獲れたイトウ
つい先頃、石狩沖のサケの網にイトウが混獲されました。 最近では漁師さん
達も自然環境や生態系への理解も深まり、このような混獲の場合は 速やかに
海に戻してくれています。 しかし中には大量に水揚げされる魚に紛れて、
見つけられず既に死んでいるケースが、極まれにあります。このようにやむを得えず
に死んでしまったイトウですが、今回、某水産部の係長さんがそのイトウを見つけ
出し、残す重要性を感じて、当方へ持ち込んでくれました。生きている姿に戻って
もらいたいと願い、綺麗な剥製にして保存される事になったわけです。
まさに 評価されるべき係長さんの心の表れです・・・・。
中にはイトウを見ても何の魚か良く解らない人にはそのまま見過ごされたかも
知れない事でありますので、まさに不幸中の幸い・・・と云えるものです。イトウは
生きている姿に蘇えり、多くの人にもその姿を見てもらえる事が嬉しいものと思います。
今回のような事例に遭ってしまった魚は、永久保存として残していく事も非常に大切な
事でもあり、 こうしてイトウの姿が見られる事は、自然や生態系回復のバロメーター
にもなり得るものですので、今後の自然や魚に関わる人達の連携にもさらに期待を
したいと願っています。
大場魚拓アート
H16/10月31日・混獲。