釈尊の誕生日、花祭りをお祝い致します。(B.E. Buddhist era 仏暦2560)
生老病死の四苦、この共通の課題に取り組む医療と仏教が協働できる環境を作るために、「西本願寺医師の会」の創設に参画して、事業が始まりました。
また約15年前に有志で両者の協力関係構築を目指して「ビハーラ医療団」を作り、毎年親睦と研修に取り組んできた歩みが、昨年秋、第49回仏教伝道文化賞「沼田奨励賞」を受賞しました。
貴重な取り組みだから今後も“頑張りなさい”という賞と受け取りました。
医療界に仏教理解者を増やし、医学界に新しい文化を創っていくことに今後も努力します。同時に共に学びながら力量のある宗教者を育てる龍大での仕事を残り2年間、励んでいきたいと思います。
この1月、一般読者向けに三笠書房より「大往生できる人、できない人」と題する本を出版していただきました。また大分合同新聞の「今を生きる」の隔週の連載が12年を越えて、その中から2冊目の本を出版する予定です。
大分県下での4ヵ所で毎月法話の集いを会場寺院、参加者のご協力を得て、続けさせていただいています。ご縁作りと私の学びの場として継続していきます。
7月30日土曜日(午前・午後)宇佐市下高家、円徳寺で両親の50回忌記念公開法要(講師:大谷大学延塚知道教授)を開催します。
「仏さんはいらっしゃいますか」「仏さんはどこにいらっしゃいますか」の講題でお話をお願いしています。(参加希望者は昼食を用意させていただきます。田畑にご連絡下さい、会費無料)
いつ仏様がお迎えに来てもおかしくない年齢になりましたが、生かされている限りは仏様からいただいた役割があり、それを使命として、仏様からいただいた仕事として果たさせていただきます。(師はそれが報恩行だと諭してくれました)
平素の皆様のご教導に感謝すると共に、今後とも変わらぬご教化をお願い申し上げます。釈尊の誕生日、花祭りのご挨拶で年賀のご挨拶に代えさせていただきます。
合掌,南無阿弥陀仏 仏暦2560年(2016年、H28年)4月8日 |