釈尊の誕生日、花祭りをお祝い致します。(B.E. Buddhist era 仏暦2562)

 大分では春の色々な花が一斉に咲き、花祭りを祝うが様です。
 若い時、僧伽の中で共に聞法した御同朋が各地の持ち場で役割を演じ、仏を讃嘆して、光り輝いていることを実感します。お経や師の言われていたことが実現していることが頷けるのです。御同行の精進をうらやましいという思いと同時にお念仏し、随喜し、恵まれた良き師友より多くの学びをこれからもさせて頂こうと念じ、僧伽とのご縁を喜んでいます。
 想定外の、もう一年の龍大での仕事の延長となりました。学びの貴重なご縁であり、60歳代最後の年を与えられた役割を念仏して精一杯果たさせていただきます。
 昨年は6月ハワイの本願寺派開教使の方々と一緒に勉強する機会にめぐまれ、夫婦でハワイ島、オアフ島を訪ねました。日ごろの不勉強のため言葉(英語)の壁を感じました。
 今年の3月、宇佐市で毎月開催の「歎異抄に聞く会」が満30年を迎えることができました。参加者のお陰で学びを継続できています。宇佐市と中津市の会座は会処の協力を得て今後とも継続していきます。長年、ご縁のあった大分市、別府市での毎月の夜の会座は3月をもって中止としました(年齢、仕事量を考慮して)。
 医療界で仏教への関心が少し広がる感じがありますが、微々たるものです。お経の一節「法は電影の如しと知れども菩薩の道を究竟する」を憶念しながら能率効率の悪い仕事ですが取り組んでゆきたいです。
 平素の皆様のご配慮に感謝すると共に、今後とも変わらぬご指導をお願い申し上げます。釈尊の誕生日、花祭りのご挨拶で年賀のご挨拶に代えさせていただきます。合掌,南無阿弥陀仏
 仏暦2562年(2018年、H30年) 4月8日 田畑正久

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