釈尊の誕生日、花祭りをお祝い致します。(B.E. Buddhist era 仏暦2565)

 釈尊の誕生日、花祭りをお祝い致します。
 平素の皆様のご配慮に感謝すると共に、今後とも変わらぬご指導をお願い申し上げます。
 コロナ騒動の中の一抹の不安は、本来性を逸脱している私の在り方に開いた穴から隙間風を感じている状態だという。
 穴を塞ごうとするのは対症療法で解決にならない。本来の在り方に目を覚ませ、と「不安」が働きかけてくれているのでした。南無阿弥陀仏
 昨年度は出ごとが激減して市内での規則正しい生活のお陰で体重が4kg減量しました。家庭での食生活の賜物です(妻のお陰)。
 私がお話をさせて頂く毎月の「歎異抄に聞く会」と延塚知道先生をお迎えしての隔月の「教行信証に学ぶ会」はコロナの第一波のただ中、先の見えない4月はやむを得ず1回だけ休会になりましたが、それ以外、コロナに注意をしながら継続開催出来ました。
 コロナも何のその、参詣者の厚い求道心にほぼ盛会でした。
 毎月の「歎異抄に聞く会」、そして大分合同新聞隔週掲載の「今を生きる」の記事が両方とも近々第400回を迎えます。参詣者、読者のお陰で継続させていただいています。
 世間ごとでは、経験したことのない新型コロナウイルス感染のパンデミック、その影響での冬の感染症の流行が激減して小児科診療の現場は一変している状況です。患者の少ないことは善い事ですが、病院運営や経営には……。
 身体のあちこちに確実にほころびが出現しています。感謝やお礼もせず扱き使ってきたことを懺悔し、大事にいたわりながら維持して聞法精進してまいります。
 夫婦で同じ職場の生活が大過なく18年目を迎えています。
 余力を残して世間ごとは止めたつもりでしたが……勤務を少し短縮しながら、与えられ、期待された役割をもう少し果たして行きたいと思っています。合掌,南無阿弥陀仏
 仏暦2565年(2021年) 4月8日 田畑正久

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