感想・2004年

■大分市のE.K.さんより(2004/6)
 田畑先生、いつもコンパルでのご法話ありがとうございます。いつも聞くだけですみません。昨日、エレベーターで、偶然先生とご一緒になり、今日は感想を書かせていただこうと思います。
 ご縁をいただいてから、早10年以上がたちました。このごろは、いろいろ世の中のこと、また自分の家の中を見ても『なむあみだぶつ』しかないなーという思いを強くします。なぜかというと、いろいろ頭の中では考えられるし、言うこともいくらでも言えますが、実際には自分は身ひとつしか持ってないからです。生身の体では、何をしても、何を思っても、結局すえとおることができないと思うからです。だから、何もしなくていいということではなくて、それがわかると余分なことにエネルギーを使わずにすんで、目の前の自分の仕事がはかどり、余計な悩みを持たずに済みます。明るく今を生きられます。先生とご縁をいただき、2500年も前の教えがこうして自分にまで届いてくれていることの驚きとうれしさと感謝の気持ちでいっぱいです。
 念という字は今の心と書いていますよね。いつもいつも心に思うことが念で、念仏というのはいつもいつも心に仏さまをいただくことだろうなと思っています。でも、ついつい忘れやすい私です。先生のお話、楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。

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