遙なるページ#51





第51回も・・・珍答名答勝負結果発表・・・



なんか・・・遙なるページでの珍答結果が連続してしまいました。

とりあえず気にせずに発表しますね

まずお題をおさらいしましょう
今回は14問目ということで難問(2・8・14の周期)でした。
前回というより、それぞれの問題と比べると応募数が若干少なかったです


1章・8月9日
茜ちゃんと「ぐりぐりあい(?)」をしているときのシーン

「茜ちゃ〜ん…どこでそんなデータを?…ててて…」
「あ〜ら、お兄ちゃん…私にこんなぐ〜りぐ〜りなんかしてると、
 あること無いことお父さんに言いつけますよ!」

さて、茜ちゃんはこのあとお父さんに「無いこと」をいいつけました
その「こと」とはなんでしょう

※茜ちゃんは、遙のことを邪魔するように見えて結構応援しています
 二人を引き離すような言葉ではないように・・・
 あくまでも冗談で通じるものにしてください


もちろん、注意書きにあるように、遙と孝之の仲を引き離すようなものはだめです
ほのぼのしたものでいきます



快諾可能性99%で賞

吹き矢さん 「お父さんの息子になりたいって!!

あることかもしれませんね。
実際遙と結婚したら義理の息子になりますから
さすがに実の息子になることは地球がさかさまになっても無理だとおもいます
あの9日の反応の分だと、快諾しそうですね
茜ちゃんは12日ぐらいにころあいを見計らって言いそうです
遙の邪魔はしてないというかむしろ支援・・・?



茜「お兄ちゃんがね、お父さんの息子(?)になりたいって?」

遙父「鳴海君がそういっていたのか?」

茜「あっうん!(ニヤリ)」

そして次の日、勉強に来た孝之のことを捕まえて、
遙父「そうだったのか、よしっ、じゃあ今日から鳴海君は私の息子だ」

「はい?」

遙父「茜から聞いたぞ、鳴海君が私の息子になりたがっているって」

「はぁ・・・。」

後ろのほうで茜ちゃんは笑顔で、でもちょっと焦り気味の顔でいる

遙父「まあいい、とりあえず今日から鳴海君のうちはここだ
   これから帰らせないぞ!」

 ・

 ・

 ・

それから俺は遙と同棲するようになり、というよりその次の日に婚姻届を提出し、
ほんとうに「遙父」の息子となった
・・・って、なんか決定順番逆じゃないか・・・?




初耳、だけど快諾可能性99%で賞

maoshuさん  「お兄ちゃんがお姉ちゃんと一緒に婚姻届を出しちゃったよ〜!

学生結婚って可能でしたっけ?
まあ、私もまえ、BAMというSSを書いて、結婚したのは「まだ学生」という状態でしたがね
これは事実?なのでしょうか?茜ちゃんがつくった虚偽なのでしょうか?
どちらにしても遙父の勢いから1ヶ月ぐらいでどちらにせよ同じ状態になってしまいそうです



茜「お兄ちゃんがね、お姉ちゃんと一緒に婚姻届出しちゃったよ★」

遙父「そ、そうなのか!」

と、遙父は一瞬取り乱す

それはそうである、さすがにコレは冗談きつい

しかし、遙父の場合は次の展開が違った

遙父「そうか。ついに遙も結婚か。
   それも相手が鳴海君となると、まあいいだろう!」


一方孝之宅では

プルルルル・・・プルルルル・・・

遙父「おっ、鳴海君かね、ちょっとうちに来てくれないかね」

「は、はい!」
遙父「あと、学校行くときの準備を全部持ってきてほしいんだが」

「はあ・・・」

何がなんだかわからずとりあえず全部準備する孝之


おお、いらっしゃい鳴海君。

遙「あっ、孝之君いらっしゃい。どうしたの?」

遙父「遙、今日から鳴海君のこと、だんな様とよんだらどうだ?」

遙「えっ(照&焦)」

「い、いきなりどうしたんですか?」

遙父「まあまあ、隠さなくてもいい。とりあえずあがってくれ」

とりあえずあがっていった


遙父「鳴海君と遙はもう結婚しているそうだね?」

孝之&遙「えっ?」

遙父「いや、そう聞いたんだが・・・」

「だれからですか?」

遙父「茜から聞いたんだ」

「報復攻撃・・・?」

遙父「で、今日からいっしょにすんでもらうことにするために学校の道具とか持ってきてもらったんだが・・・
   鳴海君用の服も全部注文してしまったんだ」

「・・・・」

こうして結局ロマンチックさとかそんなものなしにして、遙との同棲生活が開始し、
1ヵ月後本当に婚姻届を提出した

まあ、遙と結婚できるのならばどっちでもいいのだが

とりあえずロマンチックなプロポーズをしてみたかったというのが希望か・・・


なんか、上のやつと似ましたね
「もし事実だったら」は、先が目に見えているので省略しましたが、
でも茜ちゃんからコレを聞いたとき、どのような行動を起こしたのでしょうかね?
もしかしたら、式場予約までしてしまっていたかも・・・
茜ちゃんもちょっとひどいです・・・
というより、空回りしすぎです



よく思いついたで賞

慧さん 「お兄ちゃんって実は痔なんだって!

つうかコレを聞かされても「へぇ〜」しかいえないような気がしますが・・・
別にどうってわけでもありませんし、
つうかそのまえにその瞬間にコレを思いつくというのもある意味すごい気がします
孝之は変な心配をかけられることにもなりますが、どうってことなさそうです
でももしそれが本当ならいつ確認したんだ、茜ちゃん?



迷惑防止条例違反(?)の疑いがあるで賞(準大賞)

吹き矢さん 「お兄ちゃんがリビングの時計を1時間半狂わせたの!


・・・やっても多分気づくとおもいますが、絶対やっちゃだめですよ?
いくら時計の時間が狂っていると知っていても慌てているときは絶対にだまされますから!
そういうのって、地味に響くんですよね
すごい大きな打撃というわけではないのですが、たまにい大きな迷惑をこうむります
よって、やっちゃだめです
ちなみに「あること」だったらそうなのですが、「ないこと」だったらどう説明するのでしょう?
時計が狂っていたことが1回もない場合嘘だとばれるので、準備に茜ちゃんは一度リビングの時計をずらしたのでしょうか?



茜「お兄ちゃんがリビングの時計を1時間半狂わせたの!」

遙父「あれは鳴海君だったのか!」

孝之「まて!!」

茜「くっ・・・」

遙父「お父さん、茜ちゃんは嘘を言っています!」

茜「な、何を言っているのお兄ちゃん?」

孝之「とぼけても無駄だよ、この会話は録音したからね!」

茜「!!」

孝之「まあ、録音しなくてもお父さんが聞いているんだけどね
   さて、よくも嘘を言ってくれたね!」

茜「確かにお兄ちゃんが狂わせたって言ったよ
  だって、お兄ちゃんが、お兄ちゃんが、狂わせたんだもん!(涙目)」

孝之「それはどうかな・・・大体俺がなぜ狂わせないといけないんだ?」

茜「ほ、ほら、い、いたずら心とか」

孝之「ふーん、で、何で俺だと断定したんだ?」

茜「だ、だって・・・ほら、見たんだもん!(焦)」

孝之「いつ頃だ?」

茜「えっえーっと・・・ほらこの前の水曜日!」

孝之「で、何時ごろだ?」

茜「え、・・あ、えっと・・・」

孝之「ほんとはみてないんじゃないか・・・?」

茜「見たもん、ほら、思い出した!午後5時ごろだよ!」

孝之「ふーん、つまりだ、
   茜ちゃんは俺が変えたといいたい
   しかし、そのようなことはしていないし、茜ちゃんも見ていないから
   詳細となると詳しくはいえない」

茜「ほんとうに、ほんとうに見たもん!」

焦り顔でほほを膨らましている、微妙な組み合わせだ

孝之「じゃあ、それが嘘だという証明をしてあげよう
   今週の水曜日は、ここにきてないぞ
   ほとんどいるから毎日来ているように錯覚するかもしれないけど
   水曜日はきてないぞ」

茜「えっ?」

孝之「それに、午後5時ごろというと、夏休みなんだから茜ちゃんがリビングにいる時間だ
   そんな状態で堂々と俺がそんなことやるとおもうか?」

茜「う・・・」

孝之「まあ、見た、ということは影にいて見たということを意味するのだろうから、
   そのような状態で俺が犯行に及んだとは考えられないよな」

茜「・・・」

孝之「どうなんだ・・・?」

茜「あっ思い出した!そうじゃない、木曜日の4時半ごろだ!」

孝之「はぁ・・・まだ抵抗しますか・・・」

茜「だって、見たんだもん!}

孝之「まあ、抵抗するなら抵抗するデいいけど・・
   根本的に木曜であることはありえないんだよね
   お父さんも知ってますよね」

遙父「・・・?」

孝之「木曜日に来たときに、言ったじゃないですか?
   『あっ、この時計狂ってますよ』って」

遙父「ああ、そうだった」

孝之「その時点ではもう狂っていた、つまり、木曜日に狂わせたことなんてありえないんだ」

茜「うう・・・あっでも、木曜日に狂っていたっていっても、お兄ちゃんが木曜日に狂わせたかもしれないよ」

孝之「まだやるか・・・
   さっきは木曜日の4時半って言ったけど、俺はお父さんに『来たとき』に質問したんだ
   よって、来たときには狂っていた
   どう、茜ちゃん?」

茜「うぅ・・・・・お兄ちゃんのバカー!!」

と、茜ちゃんは半泣き状態で二階へあがっていった・・・

まあ、それからご飯をご馳走になるころにはけろっとしてたのだが



とまあ、こんなシナリオになると予想され・・・ませんね・・・



運命と伝説は紙一重で賞(大賞)

coltさん 「お兄ちゃん昔、おねしょで完璧な日本地図描いたんだって〜!


遙伝説ならぬ、孝之伝説ですかね?

もしこれが本当だったら次のような事が考えられます


1.おねしょをした回数が1晩で2回以上?

北海道、沖縄、佐渡島、四国、本州、九州、伊豆半島(この辺は許容範囲かな・・・)・・・とまあ、いろいろあります
一筆ではかけませんから、それだけ時間がかかるものです
房総半島とか、伊豆半島とか・・・あんな詳細なものを書くには時間がかかりますし、
1回で書ききれるとは思えません
2回も微妙なところでしょう


2.天才画家

おねしょをしたという時点で、小学生未満だと考えられます(一部例外を除く)
まあ、幼稚園児として考えます
その状態で日本地図を正確に把握している確率はかなり低いとおもわれます
子供のころから教育熱心だったとなると、この高校時代の成績のおちかたは考えられませんし、
そのばあい、親が一人暮らしなどをさせるはずがありません
よって、教育は普通だったと考えると、おそらく日本地図を知らないでしょう
それなのに、日本地図を正確に書くということは・・・想像力が優れているというより
奇跡がおきているということでしょう
そのような奇跡が起る確率は天文学的な数字なので、孝之は天才的な・・・ということになります


3.なぜ茜ちゃんは知っている?

孝之がそのぐらいの年のとき、茜ちゃんは2歳とかそのぐらいだったでしょう
つまり、そんな状態でそんな理解能力があるはずがありません
むしろ、もし見たとしてもそれが正確な日本地図の形だと判断できるはずがありません
まあ、もし書いたことが本当ならば伝説として語り継がれるという可能性もありますが
ちなみに、孝之から聞いたという確率はほぼ0でしょう
自分の弱みになるようなことを自分から話すはずがありません


よって、茜ちゃんが生成した嘘なんでしょうね
まったく・・・手の込んだ嘘です
というか、まずばれます
いくら遙が長靴で100M走ったからって、
いくら遙がアリンコ伝説を築いたからって、
まず、ばれます!

でも、本当だったら、きっと孝之の親もそれを写真に収めているんでしょうね



とまあ、5つの賞を紹介しました
難問の中、応募数は少ないものの、良作がたくさんあり(毎回レベルアップしてるかも)選ぶのが大変でした
そのなかからこの選ばれた5作品は良作中の良作ということで
お見事です
さすがです
すごいです


発表ということになりましたので、早速次回の問題を用意しました
今回も応募いただけるとうれしいです


最終更新日 6月5日



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