だが、世界観がまったく違うこの2つの世界
「君が望む永遠」と「涼宮ハルヒの憂鬱」をどうやったら融合できるというのか
そんなふうにうんざりしているところだったが、なぜかノリノリのやつがいる
「キョン、そんな顔してないでノリノリでいくよー!」
なぜか俺(孝之)がキョンの役になっている
キョンは名前で呼ばれないという特性があるので、この話の途中では
「孝之」という名前が使われることはないだろう
まあ、とりあえず異議はない
最近茜ちゃんに振り回されている気がするといったところからも
そんな感じでは適任であるといえるか
で、朝比奈さんの役は、遙だ
天然的で、ぽわーっとした感じがまさに適任である
かつ、俺の女神的存在というところもあっているわけで・・・
慎二は、古泉役
まあ、コメント不要だ
・・・でだ。
「なんで茜がハルヒの役やってるのよ。
元気さなら私も負けないわよっ!」
・・・そうだ。
ハルヒみたいな元気なキャラが2人もいるわけで・・・
そんなわけで、ハルヒの役を取り合いしているのである
長門の役は、ほぼしゃべらない。確実に2人とも似合わない役である
「水月先輩にもこれはゆずれませんっ!」
「かわいい後輩だといえど、この役は譲れないわよ」
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「キョンが選んでよ!」
2人とも同時に同じ事をいう
こういうところでは息がぴったりだなと感心する
「えーっと・・・うーんと・・」
「・・・どうせ・・・私なんて・・・
みてくれないんですよね・・・(2章茜・ネガティブモード)」
茜の先制攻撃。ってこんなことをネガティブ的にいわれると選ぶしかないだろ
「あーそうだな、茜ちゃんのほうがてきに・・」
「遺書は書いてあるわよね?」
脅し来ました
どうしてここまで必死になるのかと思うほどだ
大体ここでキャストを選んでもこのキャストがこれから使われるかどうかも不明なのに
・・・
・・・
「茜は一応後輩じゃない?
だからこの役は無理よ
それに、あなたには『有坂香月』っていう適任があるじゃない」
「あのキャラはまったく別よっ!確かに水泳やってるけど・・・
でもSOS団とはまったく関係ないじゃないっ!
それに、水月先輩は苗字の頭文字が「M」!
SOS団にならないから、苗字が同じ私よっ!」
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勝手にしてくれ・・・