「先輩あぶないっ!!」
キャッ
「攻撃のほうは瞬間的にガードしたが、術のほうは瞬間では無理だった・・・」
「先輩・・・っ!!!」
私・・・油断してたよ・・・こんなときに・・・
「今の術は多分ストップ系の技だろう
 詳しくはわからないが、速瀬君は、いま動けないはずだ
 彼女に盾をつけて、動けるようになるまで時間をかけるしかない」

「シールドリアライズっ!」
「シールドリアライズっ!」
 ・
 ・
「もう出せないよ・・・」
「敵の攻撃が来るよっ!」

「わずかな望みである、「回避」の可能性も薄れてしまったようだ

 あとは、水月自身がこの攻撃を受けきればいいけど・・・」
もう・・・無理だよ・・・私・・
さよなら、孝之・・・愛してるよ・・・
「だめっーーーーーー!!」


アドヴェンチャー2期 〜大切なもの〜



??「マジックブラスターッ!!!」

聞き覚えのある声とともに、見覚えのある人から出された黄色い玉が敵の攻撃を粉砕した

??「助けるのが遅くなっちまった・・・ごめんな、水月」

孝之!?

孝之「隊長、どうやりゃ、水月のこの術が解除できるんだ?」

隊長「そうだな、方法はたくさんある、
   だがどれも手間のかかるものだ。だが、ひとつだけすぐにできる方法があったな」

孝之「それはなんだ?」

隊長「源泉となっている主、つまりあなたが、速瀬君にキスをすればいいってことだ」

孝之「ああ、わかった
   ・・・水月・・・さっきは悲しませたりしてごめんな・・・
   ちょっとわけあって、一緒に登場することができなかったんだ」

孝之から拘束されている水月へのキス
拘束から解き放つキス、だけどそれは愛を確かめ合うキスでもあったかもしれない

水月「すごい・・・自由になった!」

遙「すごいよ、鳴海君」

孝之「愛の力は絶大ってことよ
   出てきちゃった以上、この戦いに俺も参戦するぜ」


改めて能力値

Attack ・・・ 19804×3(59412)
Defence・・・   107×3(321)
Magic  ・・・   333×3(999)
Life   ・・・ 50007×3(150021)

茜「鳴海さんにもこの状況送る?」

孝之「いや、俺は水月を通して随時情報が送られてくるから大丈夫だ」

茜「それってつながってるってこと?」

孝之「わからない、でも確かにさっきから水月といろいろ考えを共有しているようなきがするんだ」

隊長「さっきのキスはそういう意味もあったんだ
   お前達が日常でしているキスとかとはわけが違う
   彼女達が変身した状態での源泉との接触は何を起こすかわからない
   何が入っているかわからないブラックボックスの中身を取るのと同じだ」

孝之「散々聞かされたことだな」

隊長「わかっていることはこれだけだ
   最終回だけに、攻撃力が高く、ライフもハンパなく高い
   防御力が低いのが弱点とみえるが、3倍だからそれほど低いって物でもない
   むしろ、1撃でもくらえばひとたまりもないと思うから、
   回避だけは徹底しないとな」

孝之「あんなやつ、俺と水月にかかれば、余裕ってものよ」

水月「孝之といっしょならいけそうな気がする」

隊長「どうしたんだ?」

孝之「なんだかしらんが、力がわいてくる」

水月「私も、今までにないぐらいの力が」

隊長「これがこの世界の流れ、というものなのか・・・」

孝之「いくぞ、水月」

水月「うんっ!」

孝之「ダブル」

水月「キャノン」

孝之&水月「アタッカー!!」

孝之と水月から発せられる光のようなものがシンクロし、ひとつの玉を作り
それは敵めがけて発射された

それまでの時間0.3秒
目を凝らしていないと見えないものだ

99999のダメージ

隊長「うお、やはりダメージの限界は99999なのかっ!
   鳴海君、速瀬君、反撃が来るぞ」


ドーーーーーーーーンッ!

孝之「こんなものきかぬわっ!!」

孝之「あとは、3人娘隊で」

水月「うん、わかった」


遙「私達がいる限り、この世に悪は栄えない」
茜「もしも悪が現れたのならば」
水月「3人娘隊がきっちり成敗!!」

遙・茜・水月「3人娘隊は永遠に不滅ですっ!!」


一人ひとりからいくつも浮かび上がるオレンジ色・水色・赤色の玉が
空に一つ一つ混ぜ合わせられ、大きな白い玉を作った
白い玉からは聖なる光があふれだす
まるで天使がそこにいるかのような
隊長にはなつかしい感じさえも覚えさせ



遙・茜・水月「はっ!!!」

聖なる玉は敵を包み込むように
そして敵と一緒に消えた


遙・茜・水月「やったっ!!」

隊長「よくやったぞ」


こうして、最後の敵はやっつけた
ただ、課題は残る


研究室に戻ってきた

隊長「出てきてはいけないといっただろ
   まあ大事にならずにはすんだがな」

孝之「すみません・・・
   でもあそこは出るしかなかったでしょう
   愛する人があれほどピンチなんですよ!!
   規定なんてかまってられません」

隊長「たしかに、君の言いたいことはわかる
   ただ、規定の条項は読んだだろ」
孝之「はい・・・」

水月「孝之、なんて書いてあったの?」

孝之「規定を破った場合は、50年間の拘束もしくは死刑と」

水月「そ・・・そんな・・・」

泣き出す水月

孝之「そうでしたね。でもそれでもいいです
   それを破らなければ、自分の大切な人を先に失うことになってしまいましたから」

水月「私はどうするのよっ!!私だって孝之と・・・」

隊長「ふふ、安心しろ。俺はそのようなことをする気はない
   そもそもその規定は上の人たちが決めたことだ
   俺は毛頭守る気などないぞ
   それにしても、愛する人を守れたのならばいいという考え
   お前はお前でよかったぞ」

孝之「??
   ・・・あれ?でもあの条項、責任者が施行しなかった場合・・・」

隊長「ああ、俺も同罪になる
   それでもいい、3人娘隊の人たちにもお世話になったし
   お前にも。そもそも、孝之君には感謝しているんだよ
   あそこで条項を守るという選択肢をとっていれば、今の地球はなかった
   お前らと同じように罪をかぶろうじゃないか」

孝之「隊長・・・」

隊長「俺も昔・・・無茶したものよ・・・」


隊長「ただ、そうだな、孝之君にはこれから同行願いたいのだ」

水月「どういうことですか?」

隊長「要約して言えば、ここではない違う場所で、同じような被害が起きているということだ
   まだ気づいていなかったかもしれないが、正確に言えば俺はこの世界のものではない
   ある特殊な装置をつかって、こっちの世界に来ているのだ
   その戦いに彼の協力が必要だということだ」

水月「それじゃ、孝之はずっと・・・?」

隊長「俺だってそうだが、一応3人娘隊の仕事をしていないときは自分の世界に戻っている
   そっちの世界にいる時間よりもモトの世界にいる時間のほうが長いぐらいだからな
   っと、それ以上は速瀬君たちにはいえないんだ」

孝之「同行する俺にはちゃんと教えてくれるんですか」

隊長「ああ、全てのタネ明かしをしよう
   っと、3人娘隊のみんなにはお世話になった
   これまでの報酬として、1人に900万円ずつさしあげよう」

茜「すごい・・・」

水月「孝之はずっと無事なんですよね?」

隊長「絶対とはいえないかもしれない
   このことは俺と同じだ
   だけど絶対俺も安全に自分の世界に帰るつもりだし
   孝之君も君たちのもとへ安全に帰したい
   だから信じていてくれ」

水月「・・・でも・・・」

孝之「水月・・・絶対帰ってくる
   隊長だって、自分の世界じゃないこの世界を守ってくれたんだ
   おれだって、別の世界を守らなくては・・・
   じゃあ、隊長、タネ明かしおねがいします」

隊長「ああ、わかった」

そういって二人はさらに奥の厳重された部屋へ

水月「孝之・・・」

茜「当事者じゃないからこんなこというのもだめかもしれないけど・・・
  でも水月先輩は・・・鳴海さんを信じてあげるべきなんだとおもう
  水月先輩にしかできないんだから」

遙「鳴海くんのことを信じようよ」

水月「うん・・・」



<奥の部屋>

隊長「話せば長くなる。どれだけ長くなるのかは、わからない
   ただ、ひとつの事実を話すとすれば・・・
   俺の名前は【鳴海孝之】であるということか」
※混同すると困るので、表記はこのまま隊長にします

孝之「えっ・・・」

隊長「もちろん、同姓同名さんというわけではない
   このことについてこれから話そう」


(以下、隊長の話が長くなるので、「隊長」の名前表記なし)
「この世界はキミが速瀬と付き合っている世界だ
 だが俺の世界は違う。俺は遙と結婚した」

孝之「同じような世界が存在するということなのか?」

「そう、本当ならば、同じになる世界なのだ
 ただ、なぜか俺の周りだけ世界が変わるのだ
 俺を中心とした周りの世界が何かの起因によりまったく違う
 そんな世界が存在するというのを知った
 そもそも常識的に考えれば、人生の分岐点があったとしても
 人はひとつの方向にしか進めない
 二つをこなすという選択肢がある、と答える人もいるかもしれないが
 それはそれで「二つをこなす」という選択肢なだけであって
 二つの方向に進んだとはいえない
 つまり、選択肢があれば、必ずひとつを選ばないといけないわけだ
 さて、そんなわけで、世界がいくつも存在すれば、
 その世界全てで同じ選択肢が選ばれているはずなのだ
 だが、さっきも言った様に俺の周りだけ違うわけで
 3人娘隊の能力や、3人娘隊の力の供給など、なにもかもが
 これに起因しているんではないかと考えられる」

孝之「つまり、こことはちがう、パラレルワールドが存在する」

「そういうことだ」

孝之「で、そっちの世界はどうなっていたんだ?」

「敵がやってきた。
 敵が襲ってきた時期などは若干異なるが、敵の特徴は全部同じ
 登場順まで同じで、空白期間まで同じという感じだ
 向こうの世界で襲ってきたのが8月15日
 そしてこの世界では8月27日」

孝之「12日後か」
「ああ、
 俺はあの後、組織の長と名乗る人に会ってここに来るように言われたんだ
 それは8月19日

 そしてここに到着したのがあの事件の前という状態の8月19日
 組織長は、8月27日前後にやってくるといっていた
 だから8月24日に彼女達を呼んだのだ」
孝之「組織長とやらは何もしないのか」
「必要になれば現れ、必要がなくなれば消える
 もともと私達に押し付けた仕事、本人達がやる気はないんだろう」
孝之「そっちの世界が涼宮さんと付き合ってて、俺の世界が水月と付き合ってて・・・ってことは」
「まあ、言わなくてもわかったようだ
 たぶん、3個目の世界は存在し、
 そしてその世界では【鳴海孝之】は
 茜ちゃんと付き合ってるわけだ」

孝之「・・・それって・・・いつから付き合い始めたかわからんが・・・
   中○3年生の状態で付き合ってたとしたら
   何気にやばいんじゃないのか?」

「そもそも接点がわからん」

孝之「何気に、自分自身からストーキングしてたり・・・」

「やめとけって・・・そう言う考えは
 自分自身を陥れているのとおなじなんだぞ
 一応彼も自分自身なんだし」

孝之「・・・そうだな・・・
   てか思ってたんだが、別の世界と行き来するには何か装置を使ってるんだろ」
「そうだ
 この部屋にはないが、装置がおいてある
 その装置を設定することで、別の世界に行くことができる」

孝之「そんな風にできるならば、擬似的にタイムスリップできるんじゃないか?
   別の世界の過去に移動できるならば、別の世界へいったん行けば、
   現実の世界のどの時間にも帰れるってことじゃないのか?」

「それも考えたが、  そういう行為にロックがかかっているのか、戻る時には
 現世界にいた時間分だけ進むことになる
 つまりこの世界に1時間いたら、モトの世界に戻ると1時間が経過しているということ
 また、必要な世界にしか移動できないようになっている
 最初の状況で結末を見ておこうとおもったが、そんなことはできなかった
 その時必要な世界、つまり、4年前にしか飛ぶことができなかったのだ」
孝之「結構複雑なんだな・・・
   この敵の正体ってわかってるのか?」

「それがわかってたら苦労はしない
 俺達の世界でもいきなり現れた
 このとき、彼女達は俺の知らない間に組織というのに所属していて、
 変身の術を覚えていたのだが」

孝之「組織は存在していたのか」

「ああ、でも詳しいことはわかっていない
 第3の世界の鳴海孝之が操っていたって可能性も低いし
 組織長自身がその組織を動かしていたのかもしれない
 もしくは下っ端か」

孝之「あれ・・・でもそれじゃあ、源泉が存在しないじゃないか」
「そうだな、そこが謎だった。ただ、少し体から何かアツイ物が出る感じ
 そんなのはあったぞ」

孝之「俺も同じような感じをずっと感じている」

「それが源泉になるということなんだな
 ちなみに俺は2回目の敵のときに死に掛けたぞ
 いや、正確に言えば死んで生き返ったんだが・・・」
孝之「どういうことだ・・・?」

「やっぱり、俺達の世界の3人娘隊はこの世界の3人娘隊よりは弱かった
 源泉が弱すぎたのか、術もそれほど出せないし
 で、2回目の敵、緑色のやつ
 あれを倒す時、3人娘隊は連携攻撃をしていたんだが、たしかに1ターン追いつけないんだ」

孝之「そうだ、確かカウンターをかけてくるんだ」

「それも貯めた後のカウンターだから、ハンパない強さ
 このまま彼女達が攻撃してしまえば、誰かが確実に死ぬ」

孝之「で、攻撃したと」

「そうだな、100%勝てない特攻をしたんだ」

孝之「で、反撃をもろに食らって」

「死んだ。」

孝之「どうやって生き返ったんだ」

「天界にいったあとに生き返らせてくれたんだ
 よくわからないけど天使が俺にやさしく話しかけた後、俺の意識は戻った」

孝之「天使にでも気に入られたのか?」

「そうかもしれんな」


「さて、話も終わったことだし、外に出るとするか
 きっと、そこでキミの愛しの速瀬が待ってるんだろう」
外へ出る

<再び研究室前>

水月「孝之っ!」

孝之「水月っ!」

隊長「そうそう、言い忘れてた
   すぐにでも行きたいというところだが
   まだ組織のほうにも動きはないし、20日程度は大丈夫だろう
   もし、何か問題があったとすれば、俺が解決しておいてやる
   だからその間は組織のことはわすれていっぱい遊んできてくれ」

孝之「隊長、いいんですか」
隊長「いいってことよ、そういうことはわかるからな」

孝之「じゃあ、また20日後あたりに」




この世界に平和が訪れた
3人娘隊と一人の男のおかげで。
平穏な日常も束の間、彼にはまた任務が訪れる
彼の安全は確実に保障されているわけではない
儚く脆いこの世界に生きているのだから


―――あとがき―――

締め微妙かもしれない
というより、終わりじゃないところを一度終わりという状況にしないといけないというわけで
曖昧な締めになってしまったわけですが

一応この世界は無事完結ということで2期終了ということです
この終わり方は3期も?って感じです
まあ後ほどご期待ください

そうそう、完結して、いろいろと明らかになりましたね
というより、隊長=孝之に気づいていた人はいたかな・・・?
まあこれで、1期と2期の世界がつながったわけで、
3期にもつながるわけです
にしてもあれですよ
ボケがほとんどないというかなりまじめな文章でしたので結構疲れました
今回の話は、2時間半ほどで書き上げたのですが
ストーリー構成のほうは、最初に決まっていたストーリーにするだけだが
周りの細かい部分の改変も含めると結構時間かけた感じがしますね
(メモは携帯とかコピー用紙とかに残しておいた)
まだ謎はいくつか残っています
それらの謎に関しては、3期に、 ですね
とりあえず、2期全体の伏線を回収したいと思います
全部は回収しきれないので、ある程度強いものを以下に解説しますね


<1話>

>「あの3人がこれほどまで近くに居住していて
 3人とも仲間同士ということなんて」

これは何も知らない下っ端の話ですから無理ないですね
そもそもこの3人娘隊自体が孝之という生命体を中心として生まれた
奇跡の能力ですから

>研究員の人が一通り、脳内にその情報を送信してくれた

研究員=隊長です
そもそもある程度連携がないと情報送信ができません
ただ、一応異世界ではつながっているという共通点を持っているため
ある程度のタイムラグが生じるにしても送信可能になるわけです

>「えっと・・・水月さんは・・・・・・・
 言いにくいんですが・・ラブコメ担当です」

最終回の伏線

>研究員は52のダメージを追った

アドヴェンチャー1期の孝之のライフと連動
1のこる

>1話総評

基本的にアドヴェンチャー1期のノリを継承してつくられたもの
実際聖誕祭の文章ですし、まだ真相に近づいていませんし
これから真相に一歩近づいていくというようなことは考え付かないようなストーリーでした
(ただこの時点で最終回の内容は決まっていた)


<2話>

>あそこでは『あなたが戦う』という選択肢もあったはずですよ

実は条項違反
異世界とはいえ、一応源泉ですから戦闘に加担しようとすると、何かが起きます
まあだから隊長はあれだけの能力を持っていながら何もできなかったわけで
1話で遙のことを助けたのは加担というより、単に遙を助けたかっただけですし

>だが、その数日後である今日の俺の目には、地下組織と呼べるようなものはなかった


貸し店舗になっていたのはまあ、あの人たちの情報操作力をもってすればすぐできることでしょう
一応隊長は自分の世界に帰っているわけで
その間はこちらの組織も稼動していないというわけです

>・・・なんで俺の名前を知っているんだ?

これも伏線
1話の終わりで確かに「鳴海君」って呼んでるシーンがありますが
孝之とまではいってません

>2話総評

結構短めのストーリー
まあ戦闘の前ということですから、区切りのいいところで終わらせるために
ある程度短めになってしまったんですよね
まあ平穏のレストランというサブタイトルが似合う感じの
平和な日常を送っている話でした


<3話>

>遙の目のキラキラは、・・・好きになっちゃった・・・?
なんでも、遙いわく、共鳴する部分がある、らしい

まあ向こうの世界だと遙と付き合ってる孝之ですからね
微妙なふれ幅はありますよ
そしてその後顔を赤くした孝之も、それと同じ理由

>「まあそうだな、確かにこれだけの言葉では伝えられないものがあった
 だが、敵はかならずやってくる
 その予想がどうとかいうものではない、必ずだ」

まあ向こうの世界と同じならば。
そんでもって、上の予想もそうだし

>隊長は400のダメージを受けた。隊長は倒れてしまった

全回復しても400受けられる分のHPはありません(53だし)

>「話には聞いていたが本当に存在するとは・・・
 っと、話が長くなってしまった。そろそろ出撃しよう」

隊長自身もまったく予想ができなかったこの能力
本来の成功率は10%と低いが
相手が水月か茜であれば、50%
2期のほうの孝之なら33%
1期のほうの孝之(隊長)なら99%成功する

>3話総評

1期の戦闘では孝之が特攻をかけましたね
ただ今回は一応3人娘隊の当事者、水月が特攻をかけてます
ここで水月の能力、茜の能力、遙の能力が少しずつ明るみになっていきました
それにしてもあれですよ
ストーリーを考えるか考えないかでこんなにもかわるもんなんですね


<4話>

>ほんとうに・・・私たちだけなのかな・・・

このような能力をもつ人、

そうです
一応孝之による起因ですから

>覚醒について

ここではそれほど詳しく明かされていませんが
覚醒は本当に必要な時にしか現れないようになっています


<4話の地下組織の話>

>その時の地下組織での会話

1期の孝之と2期の孝之
ただ、2期の孝之にはまだタネはほとんど明かされていない

>「キミにこのような能力が」

いくつかの術
源泉とかそのあたりはまだ触れられていない
時がきたらいずれはなすと。

>「そうか?あんたこそわかってるはずじゃないか」

読むと 孝之は孝之だからという意味がこもっているように見えるが
やはりこの状態で孝之が孝之であることを知らないわけで
この孝之の台詞には「あなたは全てをつかさどる隊長だから」という意味が込められている

>「俺にはそれほどの能力は持ち合わせていない
 1度は危険な目にあったことはあるが、それはただ
 生還させてもらっただけだ」

1期2話

>「あんたのところだと、どうだったんだ?最後は」

1期3話
ちなみにこれだとパラレルワールドを知っているように見えるが
隊長のほうは孝之に年齢すら詐称しているため
少し前に外国のほうで同じようなことがあった。と話している
「歴史は繰り返すのだ」と

>「・・・俺たちの時代の最後は、華で終わってやるぜ」

微妙に加担する気満々

>地下組織の会話総評

わざと簡単な伏線を入れてみるも、実はそれほど影響をあたえる
ストーリーではないというオチ
詳細なタネは5話で明らかになるわけで、このとき孝之は事実を聞かされていない
まあ孝之自身が自分で気づいていたという可能性は否定しませんが

>「ちょっと、席をはずしててね(嘘)
 水月が携帯を忘れていったんで勝手に出た次第さ」

これは孝之が知らないようにみせかけるフェイク
かつ、水月がいかないといえば自分だけで片付ける気満々だった

>あとは・・・君にもがんばってほしいところだ

水月を探すこと・・・ではなく、同行のこと

>「無理にとはいわないけど・・・孝之も今日はそばに来てほしい」

無理フラグキターーーーー
その場に孝之がいなければこんなこといわれることはなかったのに
これが孝之の失敗なわけです

>「そうだよね・・・ちょっと言ってみただけだから
 ごめんね」

修羅場

>「また東京か!」

3期の赤い敵も東京だったから

>「しょうがない・・・すこしだけ小細工だが・・・」

一応戦闘には加担していないので条約違反ではない
ちなみにワープ系の能力を持っているがまだ未発達という隊長

>4話総評

水月を油断させる というのが今回のキーポイントでした
あそこまで強かった水月を油断させること、それが孝之の言動
もちろんそこから孝之が助けに来るという設定も決まってましたからね
水月のせいで孝之が条項を違反するって言う設定も決まってましたし
とにかく4話は最終回の前というだけあって伏線ありすぎかつ
フェイクありすぎの話でした
まあひとつの答えさえ導き出せばこれらの伏線は解消されるという特徴をもっているわけですがね


<5話>

>総評

孝之+水月のラブコメは敵をも倒す というテーマのもとで書かれていたので
ついにここで最強の力がうまれたわけです
最終的に倒したのは3人娘隊の連携技ですがね
聖なる玉の効果は
「相手のライフが99999以下だったら相手を消滅
 相手のライフが100000以上だったら99999のダメージ」というものです
あとはまあ、本編中でいろいろと解説されてますね
あれ?まだ回収されてない伏線がある?
それはまあ3期につなげるための伏線ぢゃないかっ!!
3つ目の世界、果たしてどうなるのでしょうか

なんだかんだいって結構あっけない終わりでした
まあ、1期のほうも最終回の敵は弱かったですし
これらの敵は何のためにやってくるのでしょうかね
また、3期のころに話しましょう


>条項(隊長が持っているもの)

1.源泉たるものは、戦いに加担してはならない
  別世界の源泉にもこれを適応する
2.最後の一撃は必ず3人娘隊によるものでなくてはならない
  源泉以外の一般人が参加することも禁ずる
3.異世界の源泉は3人娘隊となるものにB項以下の情報を話すことを許可する
  A項以上の情報を話してはならない
4.源泉および、3人娘隊は能力を乱用してはならない
  (以下略)

ちなみに孝之に渡されたのは条項の部分をある程度編集して
「源泉」という言葉を消し、協力者という言葉にしたり
必要のない部分を削除したりしたもの


まあ、というわけで解説が250行とありえないぐらい長いものでしたがね・・・
最後に、ここまで読んでいただきありがとうございました

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