そっか・・・オッケーしたんだ・・?

あの日の次の日、孝之から、遙の告白をOKしたことを聞いた

遙は、孝之が好きだった

でも、あの性格から、私が手助けのために孝之に近づいて、

ころあいを見計らって、紹介した

遙はかわいい

一部でも噂があるし、私の目からもそう思う

だから、相手がどんな人でも、遙を応援するはずだった

でもね・・・

私も、孝之のこと、好きになっちゃったんだ・・・

だからね、応援してたけど、少しだけ、悪い方向に願っちゃったんだ・・

だって、孝之だって、遙のことぜんぜん知らないし

遙だって自分をアピールしようとしない

だから、私は孝之はOKしないと思ったんだ

でも・・・

そうだよね・・・

もうOKしちゃったんだよね?

私、遙をこれからも応援しなきゃ・・・

少しだけ裏切っちゃった分、応援しなきゃ

私、強いから・・・

遙には負けちゃったけど・・・大丈夫だから・・・

でも・・なんで涙が出るんだろう・・・?

私、大丈夫なのに・・

なんで・・・?





あとがき

水月の気持ちについて、かなりショートな作品を書いてみました
設定では、7月11日に孝之が遙と付き合い始めたことを聞いて、
家に帰った後、少し悲しんでいるという設定です。
本編では説明しませんでしたが、水月はこのような気持ちでいます
「孝之と今はこんなに近くにいて、こんなに楽しく話せるのに・・・
 いつか離れていってしまいそうで怖い・・」
遙のことを応援しながらも、自分の恋に悩むという水月の気持ちを書きました
ちなみに、この日の後は心を入れ替えて、裏切りの気持ちを完全に封じ込めようとするのですが・・・
7月23日や、8月15日のころにはまた想いが復活してしまいます

BAMで、壊れた作品を作った後なので、自分でもこの作品が新鮮な気が・・・
水月の作品&このような問いかけの形の作品は初めてなので、
読んだ方は感想や意見などくれると嬉しいなと・・・