1607年・・・
ある占星術師は、発見してしまった
「2000年8月に日本に水の覇者がやってくる」

人々はそれらを知らなくてはならないが、
その予言より大きな、ノストラダムスの大予言によって
かき消されていった

1998年・・・日本のある人がそれらの予言を見つけてしまった
「そうか・・・」
その人はその事実を発表しようとしなかった

1999年・・・ノストラダムスの予言が外れた
人々は安心しきっていた
あの占星術師の予言のことなど、誰も知らなかった
予言を見つけてしまったという人は、もう外国に逃げていた

そして・・・2000年になった


〜2000年8月15日〜

「孝之くん、おはよー☆」

「おはよう遙。チュッ」

「もぅ・・・いつも孝之くんからでずるいよぉ・・・」

「へへっ、顔赤くなってるぞ。よしっ、もう一回、チュッ」

孝之は遙とめでたく結婚し、今は二人で暮らしている

ただ、遙の実家に1週間に1度はいって、泊まる

そのとき茜ちゃんにはいつもひやひやさせられる質問とかが来るけど・・・

それはそれでなんか楽しいし

今の生活に色々な幸せを感じている

今年も8月6日は、ミートパイを食べた

朝起きた時、台所に行ったら、30型テレビ並みの広さを持ったミートパイがおいてあった時
正直びっくりしたが・・・おいしかったから・・・まあいいや

「今日は・・・何の日だか分かる?」

「それは・・・」

1.終戦記念日
2.仲間記念日
 
「・・・・・」

「ああ・・・ごめん・・・。今日は・・・」

1.仲間記念日
 
「うん☆」

「速瀬と慎二と、みんなで集まって、あの丘に行くんだよな?」

「うん。あとね、慎二君がね・・・また写真とろうだって?」

「そうだな・・・1年で色々変わったし・・・
 慎二もこういうときぐらいしか、あのカメラ使う時なさそうだし・・・」


「パシャ」

前回と同じ並びでまた写真を撮った

あの日・・・この場所で・・・写真を撮らなかったら・・・

もしかしたら、今日みたいに・・・ただ会うためだけに・・・集まるなんてことはなかったかもしれない

全てが幸せな日々

全てが幸せなことたち

「ピリリリリリ」

遙「あっ、茜から電話だ。」

ピッ

遙「もしもし。」

茜「あっ、お姉ちゃん。3人娘隊、出動よ!!」

遙「どうしたの?」

茜「なんか、海浜公園あたりに、謎の怪物(モンスター)が現れたらしいの。」

遙「えっ!とりあえず水月に変わるね。」

水月「茜、詳しく伝えて・・・」

茜「うん。海浜公園あたりに、さっき謎の怪物が現れて、暴れているらしいの
  警察とか、保安隊とか、その辺ががんばっているらしいんだけど、歯が立たないみたい
  とにかく、3人娘隊の出動の出番よ!!」

水月「うん、分かった!よしっ、遙、行くわよ。あと、孝之、慎二君、3人娘隊に入ってないけど
   一応着いてきて。」

慎二・孝之「うん。」

慎二「つうか・・・なんだ・・・速瀬とか、涼宮とか、3人娘隊ってなんだ?」

孝之「俺も始めて知った。」

〜説明しよう。
 3人娘隊とは・・・遙、水月、茜の3人によって構成される
 地球の平和を守るための部隊なのだ〜

孝之「あっ、そうなんだ・・・」


水月「何っ?」

遙「なんか・・・すごくおっきいよぉ・・・」

茜「水月先輩、お姉ちゃん、いくよ」

茜「保安隊の皆さん・・・私たち、3人娘隊に任せてください」

保安隊「おぉ・・3人娘隊がきてくれたのか・・・
    でも・・・君達だけに任せてもいいのか・・・?」

茜「じゃあ、後ろで援護に回っててください」

保安隊「わかりました。」

孝之「っていうか・・・メジャーなのか?」

慎二「わからない・・・」

水月「じゃあ、相手の能力値を見るわよ!」

Attack ・・・680
Defence・・・273
Magic  ・・・ 17
Life   ・・・671

水月「あいつの能力値は、魔法以外、他の敵とは桁違いに違うわ!」

茜「とりあえず、このままじゃ何もできないから、水着に変身しましょ!」

孝之「自然吸気2リッター高回転エンジンを軽自動車・・・バコッ」

水月「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!」

茜「お兄ちゃんの目・・・いやらしかったです・・・」

水月「とにかく、そんなことに時間かけてないで、水に入るわよ!」

AttackDefenceMagicLife
Haruka2878298400
Mitsuki447523522
Akane442521520

ザッバーン(水月が飛び込みで水に入る音)

チャピ(遙が静かに水に入る音)

ザッバーン(茜が飛び込みで水に入る音)


慎二「あれ・・・涼宮は何をやっているんだ?」

孝之「泳いでいるんじゃないのか?」

慎二「バカッ!あれは何所からどうみてもおぼれているんだ」

ザバッザバッザバッ・・・

孝之「大丈夫か・・・?」

遙「うん・・・」

孝之「だめか・・・?」

遙「うん・・・」

孝之「どっちだ・・・?」

遙「うん・・・」

 
AttackDefenceMagicLife
Haruka1018812
慎二「よしっ・・・人工呼吸するしかないな・・・マウスツーマウス」

孝之「はっ?」

慎二「まあ・・・そうだろ・・・?」

孝之「何気に楽しみって感じに見えるのは気のせいか・・・?
   よしっ、やりゃいいんでしょ?ここで・・・。」

慎二「おっ、気づいた+かなり顔真っ赤にしているみたいだ」

遙「孝之くん☆」

孝之「あっ遙・・・みんなの前だから・・・甘えるのは・・・」

遙「だって☆」

慎二「とにかく、家ではもっとってことだな?っていうか、怪物のこと忘れてないか?」

遙「あっ、そうだ!涼宮遙、ここに復活しました!」

 
AttackDefenceMagicLife
Haruka216207500754

水月「なんか、能力値・・・かなり上がってない?」

茜「もぅ・・・おにいちゃんにキスされたからって・・・」

遙「とにかく、いくよ!」


Akaneの攻撃

「スイミングバースト」

敵に13のダメージ


Mitsukiの攻撃

「気分はオリンピック!」

敵に13のダメージ


敵の攻撃

ウォーターストレート

遙  HPに112のダメージ
   攻撃力が15下がった
   防御力が14下がった

水月 HPに37のダメージ
   攻撃力が21下がった
   防御力が18下がった
茜  HPに48のダメージ
   攻撃力が18下がった
   防御力が16下がった

遙「なんか・・・やばいよぉ・・・」

茜「お姉ちゃん、回復お願い!」

遙「うん。」

Harukaの攻撃

「フィール!」

水月HP20回復

茜HP15回復

遙HP18回復

遙はMagicを25使った
AttackDefenceMagicLife
Haruka201193475660
Mitsuki426505505
Akane424505483

茜「やばくない?」

遙「あんまり回復させてあげられなくて・・・ごめん・・・」

茜「お姉ちゃんのことは攻めてないから」

水月「とにかく、次行くわよ!」

孝之「ってか、ここでこんな風に観戦しててもいいのか?」

慎二「出番なし・・・って感じだな?」


ほとんど攻撃の方法が同じため、途中省略します
水月「かなりやばいわね・・・」

AttackDefenceMagicLife
Haruka10580100400
Mitsuki147101522
Akane131111520

孝之「よしっ、俺も参戦するぞ!!」

慎二「じゃあ俺も!」

AttackDefenceMagicLife
Takayuki224333
Sinji2431100047
Haruka10580100109
Mitsuki147101177
Akane13111198

Attack ・・・680
Defence・・・273
Magic  ・・・ 17
Life   ・・・499



慎二「何気に俺ら弱いぞ」

孝之「所詮一般人なのか?」



敵の攻撃

ラスト・WAR

孝之のHPが1になった

慎二のHPが1になった

遙のHPが1になった

水月のHPが1になった

茜のHPが1になった


孝之「うっ・・・」

遙「・・・」

慎二「や・・・ば・・・い・・・」

水月「はぁ・・・・」

茜「・・・・」


ここでまけたら・・・地球のみんなの命が・・・
ここでまけたら・・・茜が・・・平君が・・・水月が・・・
そして、最愛なる・・・孝之くんが・・・
まけられない・・・

私の命はまだある・・・

だから・・・

だから・・・

遙「みんな!力借りるよ!」

茜・水月「!?」

遙「まず!茜、水月。三人合わせて!」

茜「トリプル!」 水月「ヒロインズ!」


敵に68のダメージ


遙「そして、孝之くん。」

孝之「!?」

遙「二人合わせて!」

孝之「ラブラブエナジー」


敵に65のダメージ


遙「水月・平君・孝之くん」

遙「四人合わせて!」

水月・慎二・孝之「仲間記念日!」


敵に131


水月「まだまだだわ・・」

茜「敵のHPはまだ235あるよ・・・」

遙「しょうがない・・・最後に・・・みんな!」

水月「えっ・・・もしかして・・・!」

茜「それだけはだめ!お姉ちゃん」

遙「だって・・・みんなにだけは生きていてもらいたい。」

孝之「遙・・・?」

遙「今まで・・・いい夢をありがとう」

孝之「えっ・・・?」

水月「やめて!遙!」

遙「最後に・・・あの合言葉・・・お願い・・・」

遙「最後の・・・お願い・・・」

孝之「うん・・・でも・・・じゃあ・・・俺は遙のそばにいる」

遙「えっ」

孝之「もし、遙の身に何かがあったら・・・。俺悲しいから・・・」

遙「?」

孝之「俺・・・ずっと遙の手をつないでる」

遙「でも・・・そしたら・・・孝之君が・・・」

孝之「だからいったろ・・・遙がいないといやなんだ・・・。ずっと遙のそばにいさせてくれ」

遙「・・・」

孝之「遙のことは俺が守る。最悪のことだけはないように・・・だから・・・遙の願いを聞いてくれ」

水月「・・・」

茜「・・・」

慎二「・・・」

水月・慎二「君が・・・」

茜「望む・・・」

遙・孝之「永遠!」


そのとき・・・遙の身が輝いた

光り輝いた

そして、ひとつの光が出てきて・・・水のモンスターは粉々になった・・・

目の前で遙の力が弱まった

孝之「えっ・・・うそ・・・だろ・・・」

茜「お姉ちゃん?」

水月「・・・・」

慎二「・・・・」

孝之「・・・遙・・・おきてくれ!!おきてくれ!!」

孝之「遙・・・!!」

遙「もう・・・私が孝之くん残して死んだりしないよ・・・」

孝之「遙!?」

遙「だって・・・孝之くんだって私がいないと・・・?」

孝之「うん・・・うん・・・」

遙「私だって・・・まだ・・・孝之くんと一緒にいたい・・・」

孝之「はるかー!」

慎二「二人にしてあげようぜ・・・」

水月「そうだね・・・」


たとえ、誰かが見ていても・・・恥ずかしくない・・・

信じるもの同士

愛し合うもの同士

何時間も・・・何時間も・・・抱き合っていた・・・



―――あとがき―――
えっと・・・今回の作品は・・・(泣)
今までと違った作品を作ってみたいということがあり
ちょうどネタが思いついたということもあって、
戦闘モノ(?)を作ってみました
最初のころは上手くいっていましたが
戦いのシーンを表現するのは難しいですね・・・
ただHPの減らしあいをずっと表現し続けるのもSSだとつまらないですし、
締め部分は、どうすれば、今までほとんどダメージを与えられなかった敵に
たくさんのダメージを与えられるのかという問題が・・・
というわけで、最後の本気は、
ライフが極限まで減らされた時の「火事場の馬鹿力」というような感じで・・・
まあ、格闘ゲームなどでライフが点滅状態になったときに出せる超必殺
というような感じで捕らえてください

やっぱりラブラブ系の作品のほうが、自分にあってるみたいですね・・・

あと、ネタですが、入れる部分が2箇所ぐらいしかない
(ネタばかりだと敵に勝てない)ため、ある部分に凝縮されています
絵があればよかったのですがね・・・
かけません・・・




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