8月15日、どうして彼らはこの日を選ぶのだろう

3年前のこの日、俺は生死の境を歩いた

そしてオレたちはそれからもまた、普通の日々を送っていた

夢ではないけれど、夢だったんだと言い聞かせれば気分が楽になるし、
それに本当に夢だったみたいに、あれから平和な日々が続いていた

次の年の8月15日は、何も起こらずただの1日だった
(高校野球では終戦の黙祷とともに、あの事件の黙祷も行われた)

さすがの俺も2年連続の出来事に、8月14日は睡眠を十分にとり、
かつ、遙といちゃいちゃして「遙の充電(?)」をした。

そして日付が変わるとともに何が起こってもいいように(起こってはほしくないが)備えてたものだ

その年は何もなく、5人で祝った

そして次の年も起こらなかった

そして次第に危機感が薄れていった

そう・・・今年も何も起こらないんじゃないかと

だけど、そんな俺の気持ちは一瞬にして消し去られた・・・



  3人娘隊アドヴェンチャー 〜第26話    さよなら、3人娘隊〜

「・・・?こんな話進んでたっけ?」

茜「2クールだからね」

「そんなもんか・・・?」


「そういえばこのアニメにはOP曲がないのか?」

茜「ここの管理人が、つけようとして、いろいろ歌詞を考えてたみたいだけど
  1フレーズ目から挫折したみたいだよ?」

「聞いちゃいけないことを聞いちゃったかな・・・」



今年のこの日、今日は危機感も薄れ、普通の日として生活していた

子供もある程度大きくなり、物分りが進んできたころ

テレビでは3人娘隊の活躍についてが放送されている

手をちょっと広げた感じで、うれしそうに見ている

かっこいいか?

「まんまー」

えっ?

もしかして・・・わかるのか?

とおもったが、その後の発言が「でぃーじぇる」だったため、
たぶんヤン●ーディーゼルのことだろう

そういえばさっきCMしてたな・・・


そんなときテレビのうつりがちょっと悪くなったと思うと「プツンッ」

子供は泣きじゃくる

いや・・別にこんなに大げさに泣くようなことでもないが・・・

・・・なんかいやな予感がする

そして、その俺のいやな予感を肯定するかのように1本の電話が

「タッタラタラララー、タッタッ」

という妙に拍子抜けする着メロにてかかってきた

遙も少し悲しそうな表情をして「うん、いまからじゅんびっ!」と

テレビは全く映らない

そこで遙は服の胸元から、小型テレビを取り出したかと思うと、そのテレビは一気に
32型液晶テレビへと変化した

たかいんだよなぁ・・これっ

って突っ込みどころが違う気がする

遙はそのテレビをつけると、その状況らしき、中継がうつっている


そして遙がチャンネルを変えるとその生物に対するデータが表示される

まあ、ようするにこれは3人娘隊専用の情報放送サービスなんだろう

どうりでテレビが映らなくてもうつるわけだ


遙「今回の敵の色は赤・・・」

遙が深刻そうに言う

ど・・・どういうことなんだ?

遙「今回の敵はいつもの3倍なのよっ!」

少し混乱した感じで言う

赤は3倍の色らしい

よく・・わからないが


そんな話をしていると(1分後)速瀬と茜ちゃんが到着

二人は前回の一件があってかすでに着替えている

遙は・・・っていつ着替えたんだ?

さっきの「3倍」話のときにはいつもどおりの私服だったんだが、いつのまにか着替えていた


相変わらず慎二はドンくさい・・・んじゃなくて通常なんだよ・・・これが・・

慎二が到着早々、前回と同じセリフが言い渡された

水月「遙と孝之の子供の面倒見ててね」

慎二、戦力外通告


速瀬の「どこへでもドアーっ!」の発言により、目の前にドアが現れる

現実的に考えると向こう側も同じ世界で、ギャグにしかならないだろうが、
今、目の前は赤い敵の出現現場(東京City)へとつながっている

そうそう、この後ろは・・と調べようとしたが、いきなり茜ちゃんに20コンボの攻撃をくらって
こっちに引き戻される

夢は壊してはいけないらしい


突っ込むことも出来ないままドアをくぐる

そして・・・悲しい光景を見た

東京Cityほぼ全壊

跡形もない

かつてはビルであふれていたこの街は、今は残骸しか残っていない

ところどころに散らばるガラス片や鉄筋などが「この街は栄えていた」という証拠になるだけで
いま、そのようなことをいっても信じてもらえないぐらいの崩れ方だった

封絶が張ってあるわけじゃないので、修復も不可能である


遙「北は北海道から」

茜「南は三重県まで!」

水月「私たち3人娘隊は悪があるかぎり」

やっぱり・・・俺なんだな?

つうか、しらねーよ・・・そのセリフ・・

あたりを見渡すと、スタッフっぽい人がスケッチブックみたいなのに文字書いて掲げてる

ああ・・・

これ・・・読むのね

遙「じゃあもう1回っ!
  北は北海道から」

茜「南は大阪府まで」

水月「私たち3人娘隊は悪がある限り」

「24時間無料で出張、駆けつけますっ!」

・・・ゼッタイ・・・ちがう・・・

つうか、範囲狭いし、変わってるし・・・


遙「水月ぃ、情報お願いっ!!」

水月「わかったっ!」

Attack ・・・ 4651×3(13953)
Defence・・・   95×3(285)
Magic  ・・・  122×3(366)
Life   ・・・11931×3(35793)


この、×3ってのはなんだ?

水月「敵が赤いからよっ!」

「そう・・・なのか?というか会話文じゃないのにどうやって
 俺の考えをよんだ?」

水月「孝之の考えてることなんて・・・こんなことぐらいでしょ?」

孝之、思考単純通告!!

AttackDefenceMagicLife
Haruka94312025950099999
Mitsuki6319884179939
Akane5545600050435
Takayuki204110053

「俺・・・弱・・・
 というかちょっとまてっ!
 みんな前回よりも急激にステータスアップしてないか?」

茜「前回って3話のことでしょ?
  今回は26話だよ?
  それぐらいアップしててもおかしくないんじゃない?」

「ああ・・そうだったな・・・26話か・・・」

茜「それにしても、お兄ちゃん、魔法能力だけはあがってるねぇ☆
  魔法メインのお姉ちゃんを毎日食べちゃってるからかなぁ☆」

「茜ちゃんっ!」

茜ちゃんをゴツっと殴る

水月「孝之、あぶないっ!」



孝之の攻撃【ごつっ】
茜に0のダメージ

茜のカウンター【カウンター攻撃】
孝之に889110904のダメージ
戦闘不能になった・・・


水月「しょうがないなぁ・・・」

水月のターン【アイテム】
水月は【遙が100m走を長靴で走っているときの写真】を使った
孝之は生還した
孝之は水月からその写真を奪った


遙「もぅ・・・なんでそんなのもってるのよぉ!!」

水月「いいじゃない?孝之が生還したんだし」


赤い敵「・・・あのぉ・・・そろそろ戦いにうつってもらってもいいですか?」

水月「ああ・・・忘れてた・・・」

茜「じゃあ・・・ちゃちゃっとやっちゃおうかっ!
  どうせ、最終回だし、
  敵、弱すぎだし・・・
  一撃で終わるし・・・」

赤い敵「へ・・・?」

茜「だって・・・今回の26話はパロディーネタ中心だから戦闘シーンはあまり描かないみたいで
  一撃で終わるって管理人さんいってたよ?」

赤い敵「やめてくれーっ!!!」

遙「よし、じゃあいこっか」

茜「そうだね」

「・・・なんとなく聞いてると、赤い敵惨め(みじめ)だなぁ・・・」


赤い敵「せ・・・せめて、必殺っぽいのを出して、締めくくってくれ・・・」

茜「はぁ・・・しょうがない」

茜はため息をついたかと思うと、肩からぶら下げていたというか、さっきまでなかったはずなのに
いつのまにかぶら下げている剣を引き抜き、それをかざす

そして遙は「カグツチーっ!!!!」と叫ぶ

なんかよくわからないところから、
「白いシェンロンに剣を突き刺してなんかいろいろと近代的にしたようなやつ」がでてきた

そして水月は狼(犬?)に砲台をつけたようなものを出した

デュランというらしい


とおもうと、茜はうーりゃーーーーーっ!と叫び声をあげながら、

剣を降った

視界がくらくなったのか・・・

いや、ちがう

俺の戦闘に対する能力である「第三の眼」が開眼したのかもしれない

茜ちゃんの動きが、非常にゆっくりに感じた

赤い敵の「存在の力」のようなものが人間で言う心臓というような場所にある

大きく、赤く点滅している

そして茜ちゃんはそこに剣を振りかざす

一瞬だったのだろう

その一瞬・・・少しだけ俺は・・・茜ちゃんの「殺し」の瞬間を感じた・・・


水月「それにしても・・・東京は全壊ね・・・」

茜「まあなんとかなるんじゃない?」

「どういうことだ?封絶が張ってないから修復は不可能なんじゃないのか?」

茜「いやいや、アニメだし、なんとかなるんじゃない?」

「それをいったら・・ほとんどのアニメが成り立たないぞ・・・」

遙「もぉ・・・・!」

「遙、どうした?」

遙「今回、私のセリフすくないじゃないっ」

ちょっと遙がキレた・・・

茜「まあ、今回はパロディーネタ多いからね、お姉ちゃんが出てくるようなところ・・・少ない・・」

「で、結局このSSは何が目的だったんだ?」

茜「えっとたぶん、ひたすらパロディーねたを入れるためだけだったんじゃないの?
  いろいろなアニメの宣伝もかねて」


そんなこんなで地球は救われた・・・

そう、あれから魔物たちが襲ってくることはなかった
そして、東京は7日で復興し、今までどおりの活気にあふれる

俺はというと・・・妙なテンションについていけなかった
きっと、いちゃいちゃする系か、
ちょっとシリアス系の話に出演するほうが俺的にはあっているのだろう

最後になったが、俺と遙は、それからも幸せに暮らした・・・



―――あとがき―――

はい・・よくわからない終わり方です
なんだかんだいって、短縮されすぎのSS
戦闘の技がネタ切れなわけじゃありません
・・・たぶん・・・

さて、このSSはパロディーネタを主体としているので、いろいろとはいってます
まずはそれらの解説をしますかね

>遙の充電

ダ・カーポの「さくら」とか・・?
けっこうありますね、いちゃいちゃする行為を元気の「充電」というような言葉で表すもの

>2クール

アニメの期間である1クール(約3ヶ月)2クール(約6ヶ月)の期間のことです

>OP曲がないのか

Rumbling Heartsの歌詞をちょっともじったような歌詞を作ろうとしました
失敗しました

>ヤン●ーディーゼル

このサイトにヒントがあります

>タッタラタラララー、タッタッ

ここのサイトにいけば、その元曲が聴けます
まあ・・・アクセスとともに聞く前にわかるでしょう

>遙は服の胸元から、小型テレビを取り出した

ぱにぽに一条さんの妹の出し方です
意味がわからない方は、とりあえずぱにぽにorぱにぽにだっしゅ!
>今回の敵はいつもの3倍なのよっ

赤は通常の3倍です
結構有名なネタです

>どこへでもドアーっ

青い、「たぬき」というと怒る猫型ロボットが出すドアです

>東京City

東京Cityです
アニメだからです
東京都全壊じゃなくて、東京City全壊なので・・・なんとかなるでしょうという伏線(?)です
いや・・・伏線じゃないか・・・

>封絶が張ってあるわけじゃないので、修復も不可能である

灼眼のシャナから。
まあ最近アニメも放送されてますがね
封絶が張ってなかったり、とけたら、修復は不可能です

>Life 99999

ここでの限界値みたいです
限界突破アイテムを使うともうちょっと強くなります

>孝之に889110904のダメージ

8(は)8(や)9(く)1(いっ)10(て)9(く)0(れ)4(よ)
そういえば、どこへでもドアーっ!のとき20発ぐらい殴られてるのは・・・?

>いいじゃない?孝之が生還したんだし

前回は感動シーン(?)みたいなところでしたが、今回の孝之戦闘不能は、
ギャグになってます

>赤い敵「・・・あのぉ・・・そろそろ戦いにうつってもらってもいいですか?」

惨め過ぎます・・・
忘れられてます・・・
律儀に戦闘態勢に入るまで待ってたのに・・・

>ぶら下げている剣を引き抜き、それをかざす

美袋命(みなぎみこと)が肌身はなさず持っている大剣。
(ちなみにこれと下の2つは出典は同じ)

>「カグツチーっ!!!!」

鴇羽舞衣のチャイルド

>「デュラン」<Br>
玖我なつきのチャイルド

>「第三の眼」

ネタバレ厳禁という暗黙の了解のため、知っている人のみネタだと気づいてください

>「存在の力」

灼眼のシャナ(またです)

>少しだけ俺は・・・茜ちゃんの「殺し」の瞬間を感じた・・

灼眼のシャナ(・・・ちょっとしつこかったか?)

>いやいや、アニメだし、なんとかなるんじゃない?

たとえばぱにぽにとか、爆発してもなんとかなってます
メソウサはたぶん数回は死んでるでしょう・・・
ドラえもんとかもそうだし・・・
たぶん数回地球滅亡してます・・・

>きっと、いちゃいちゃする系か〜(略)

管理人の心境です
このSS結構大変でした
ネタ集めとかで、製作日数も結構かかったし・・・

結局、このSSの目的がよくわかりません
まあなんとなく珍答の流れから、パロディーネタを満載させたSSを作りたかったんでしょう
結局パロディーネタとかばっかりで、めちゃくちゃなSSになってしまいましたが・・・
あとの「あとがき」は独り言のところに書こうかと

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