[第10室 特別展示 善光寺花キャンバス2006] 

 2002年に始まった善光寺花回廊は、長野市の4大イベントとして、春の風物詩となりました。
 なかでも,善光寺表参道(中央通り)の路上に,チューリップの花びらなどを使って描かれる花キャンバスは呼び物の一つになっています。

  2005年と2006年の花キャンバスは鎌倉俊文さんの原画で制作されました。

 左は2006年の完成間近の花キャンバス


 下の写真は花キャンバスの一部分です。
  

 制作過程を見ることにします。   

最初に白い輪郭線を描く

彩色する。これを3枚作り,下のようにつなぐ。 

 花キャンバスはチューリップの花びらなどを使って作られるので,使う色は5色に限定されるなど普通の絵とは違った制約があります。

 出来上がった原画3枚を並べると,120cmになりました。

 左の1/3 

 中央の1/3

 右の1/3 

 絵には,トールキン作「指輪物語」と「ホビットの冒険」から,旅の仲間8人,13人のドアフ,それにビルボとガンダルフ。合計23人が描かれています。
 どれが誰かは,私には不明。
 あ,この絵のタイトルは「カミノレハーノ」(エルフ語? スペイン語?)(遠い道のり)です。

 さらに,北信濃の人達にはおなじみの北信五岳が描き込まれています。
 例えば,「中央の1/3」の絵の中央下部には「五岳全部」が連峰の形で描かれています。また「左の1/3」の左上端には「飯綱山」,「右の1/3」の左上端には「妙高山」,さらに・・・・。

 原画の25倍の輪郭を善光寺近くの路上に描き,そこに花びらを置いて行きます。  

たくさんのボランティアが熱心に作業をしました。


 右は完成した花キャンバス。
 長さ30m,幅4mに及ぶ大きなものでした。


 長野駅前には花回廊が行われていることを示すウェルカム・キャンバスが。
 これも鎌倉さんの原画から作られました。
 
長野駅前のウェルカム・キャンバス   原画

---- (写真提供:笑鬼庵)------------------------------------------------------