----- こんな本に出会いました -----
本との出会いを記しただけ。感想文になっていない読書メモ。

書名など
信濃毎日新聞社:長野県版まるごと介護の本,信濃毎日新聞社,2006.10発行,230ページ,1,200円+税  

分かり易く丁寧な資料。安心はどこにも見当たらなかった。
 私もお年寄りに分類される年齢65歳になった。
 病歴から考えれば,将来は介護か終末ケアを受ける可能性が高い。少しは介護のことも考えておこうか,などと考えて,平安堂で立ち読みの結果この本を買った。

 「介護で泣くのはもうおしまい」,「今日から使える改正介護保険制度」,「介護の悩みQ&A」,「転ばぬ先の法律相談」,「認知症の人と生きる」,「県内の介護サービス事業者」などのタイトルがあり,資料も豊富。
 でも,自分の現状・将来と対応づけて読んだり,考えたりするすることはできず,私にとっては,いささか空虚な資料集であった。
 将来,自分がどうなるかは分からないが,その時に多少の参考になるのだろうか。 

 巻頭の長野大学の合津先生の文では,介護保険制度の内容は,「持続可能」な制度であり,要は「増大する介護費用や・・・を極力低水準に抑制していこうとするもの」であるという。いうなれば,制度はあるが使えない。

 将来にちょっと安心が見えることを期待してこの本を読んだが,それは甘かった。自分が倒れたら,2人の子供の人生もえらいことになる。
 その上,彼ら2人の老後はどうなるのか。

 老いに突入したことを実感しているこの頃,行く末を少しばかり考えて読んだが,安心と希望は本書のどこにも見当たらなかった。
 それが,老いというものであろうか。
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