----- こんな本に出会いました -----
本との出会いを記しただけ。感想文になっていない読書メモ。

書名など
別冊暮しの手帖:がん安心読本。文暮しの手帖社,2007.12発行
      208ページ,1,300 
 

 これからのことも考えておこう,という積もりで読んだ。
書名のとおり,はたして,安心できるのか。
 10年近く前,次のような文が載った本を読んだことがある。
 「がんの治療は急速に進歩している。
 5年前のデータは疑ったほうが良い。
 10年前のデータは間違っている。」
     それは,いくつかの場面で実感した。

 この言葉が,今も生きているとすると,上の言葉が,現在も正しいかという問題が生じるかもしれない。

 がんは,全体としては6割は治るようになっている。早期治療をすればもっと治る可能性は高い。
 治る病気になってきている。

 外科手術,抗がん剤治療,放射線治療など,5年くらい前に知ったこととはすっかり変わった。

 本書では,治療に掛かる費用,高額療養費,民間保険,なども分かり易い。
 他に,民間療法の信憑性,緩和ケアの現状なども。

 もう少し生きていれば,がん治療ももう少し改善されるかもしれない。
 自分の意思ではどうにもならないとはいえ,もうちょっと生きてみるか,という気にはなれた。

 この本は11月中に買った。発行日は12月1日になっている。
 本の発行日はどうやって決めるのだろうか。
 本の発行日と発売日は違うらしい
 食品会社の日付の偽装が問題になっている現在,どうでも良いことが気になった。  
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