----- こんな本に出会いました ----- <書名など> 「蛇にピアス」 金原ひとみ著,集英社 2004年1月発行,124ページ,1,260円+税 ブックオフで105円 本との出会いを記しただけ。感想文になっていない読書メモ |
本の厚さ(薄さ),値段から考えて,どんなにひどい話であっても読めそうだ,買えそうだ。 途中で読むのをやめて捨てても良い。などと考えているうちに買ってしまった。 |
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すばる文学賞受賞,芥川賞受賞。 ふたつの賞の重みは分からないが,それだからこそ,タイトルを知っていた。 当時の書評などから,読むはずはないと思いこんでいた。 何なのだ,この話は。 大変だね。登場人物も,そして作者も。 この人達,将来どうなるんだろう。どうするんだろう。 年金は,仕事は,結婚や子育ては,などと考えてしまう。年寄り根性丸出しもいいところ。 でも,彼らは若すぎるくらい若い。 死んでしまったアマは別にして,ルイは今からやり直したって十分間に合う。でも,どうやってやり直すんだろう。 「蛇にピアス」の意味だけが分かった。 こうなると,綿矢りさの「蹴りたい背中」を読むしかないか。 |