----- こんな本に出会いました -----

<書名など>
 「西の魔女が死んだ」
    梨木香歩著,新潮文庫
    2003年6月第20刷発行,226ページ,400円+税   


         本との出会いを記しただけ。感想文になっていない読書メモ


 なんとなく手に取った。
 不登校の中学生の話。
 
 
 主人公の中学生「まい}とその母親が名付けた「西の魔女」。
 まいの祖母である。イギリス人。
 祖母はまいを「東の魔女」と呼ぶ。

 まいは不登校になって,祖母と暮らすうちに,祖母から魔女教育と称する訓練を受ける。
 魔女になるのに一番大切なことは,意志の力。日課をきちんときめて実行するのが修行。
 ちょっと教訓めいてくるが,魔女に言われれば,そんな気がしてきそうなもの。

 まいの質問「人は死んだらどうなるの」
 祖母の答え「分かりません。実を言うと死んだことがないので」

 祖母は魂は滅びないと信じている。
 次の言葉を残して亡くなった。
 「ニシノマジョカラ ヒガシノマジョヘ オバアチャンノ タマシイ, ダッシュツ セイコウ」
 なかなかできない話ではある。

 今時,子供も大変だが,親も大変。
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