----- こんな本に出会いました -----
         本との出会いを記しただけ。感想文になっていない読書メモ

 <書名など>

     雷博士が教える
      「雷から身を守る秘訣」

      北川新一郎著 本の泉社
      2007.8発行 94ページ 952円+税



 長年雷の研究をしてきた著者の研究成果である。
 山で雷に遭うことも多く、知っておこうという気持ちで読んだ。


 山を歩いていて雷雨に遭ったときの感想は、「ただただ怖かった」。
 稲妻がビシッ!と走るのが見える。そして大音響。
 身を隠す所もない。

 本書は、いくつかの落雷による人身事故をあげてどんな所に雷が落ちるかを示している。
 そして雷から身を守るにはどうすればよいかを示している。

 落雷の場所は、金属だったり絶縁物だったりといった、材料の電気抵抗の大きさには関係がない。
 形状と高さで決まる。

 そういえば、空中の電解分布を計算するときは導電率を考えなかったことを思い出す。

 雷がやってきたときの注意事項は
 落雷しやすい状態を作らない。

 具体的には
 「平坦な場所に立っていてはいけない」
 「高い木の近くにいてはいけない」
 の2点であろう。

 当たり前のことであるが、安全には十分気をつけようと思う。

   
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