読了年月日 | 著者「書名」 出版社 発行年月 価格(税別) ちょっとだけメモ | 感想 |
2019.11.29 | 塩野七生「十字軍物語1」 新潮社 2010.9 2500円 十字軍の歴史の内、第一次十字軍の発端、諸侯の動き、イェルサルムまでの長い道中、 長い月日、戦闘、参加人物の動き、イェルサルム国家の成立まで。 歴史を辿ればカノッサの屈辱にまで遡る。現地のイスラム教徒にとっては、宗教戦争 ではなく、領土拡張戦争に見えた。第二巻、第三巻も読むかどうか未定。 | ☆☆☆☆ |
2019.11.23 | 内田樹・中田考「一神教と国家」 集英社新書 2014.2 760円 信仰している個人は皆宗派を越えて仲良く平和的であるが、ここに国家・領主・欧米が入ると 争いを繰り返すという構図。ほとんど分からなかった。「教師を教師たらしめるのは、弟子が 教師を教師と認識すること」というのは納得かなあ。現代思想家や神学家の言う事は私には 分からないということか。 | ☆☆☆ |
2019.11.19 | 佐藤眞一「ご老人は謎だらけ」 光文社新書 2001.12 740円 不可解と思える老人の行動を理由づけて説明。老人も生きていくために良く出来ているんだ。 自分に当てはまること、全く違うことなどいろいろ。 諸々に、ちょっと納得して、いささか寂しい。老いて大輪の花を咲かせることで「まとめ」 失敗を指摘されると自信を失う、というのは実感。 | ☆☆☆ |
2019.11.11 | 西村京太郎「木曾街道殺意の旅」 中公文庫 2019.5 640円 BOOK OFFで100円 木曾街道とタイトルにあるから買った。こういう本を定価で買う元気はないが、好きではある。 またまた連続殺人。元警部との知恵比べ。なんだか気が重い。 | ☆☆ |
2019.11.5 | 西村京太郎「十津川警部千曲川に犯人を追う」 講談社文庫 200.7 562円 BOOK OFFで100円 地元が舞台。それで読んだ。幼女連続殺人という残酷さ。十津川警部も出張が多いね。 著者の勘違いらしい地名のミスも微笑ましいか。 | ☆☆ |