別室３

大観山より

大涌谷

芦ノ湖と富士山

磯釣り

富嶽礼拝

　霧島にて

観音堂の近くの木の根本に結構生えていた。

知覧といえば特攻基地があったことで有名だが、古い武家屋敷が残っている風情あふれる町でもある。
いくつかの民家は観光客に有料で開放されている。
有料といっても武家屋敷全体で500円だが。
いずれも立派な庭園を備え、在りし日の栄華を偲ばせている。

これも霧島高原で撮ったもの。
多分食えないでしょう。

知覧の武家屋敷にて、綺麗だったので。

先日宮崎へ行ってきたが、高千穂鉄道は台風14号の被害を受けて全線不通になっていた。
もともと赤字で地元では存廃が議論されていただけに、復旧は難しいと思われる。

この写真は、鉄橋崩落現場。橋脚3本が倒れ、橋げたは流されている。この鉄橋は増水時には完全に水没し、激流に流されてしまった。
残された橋脚も基礎が洗掘されて使えない可能性がある。
仮にすべて撤去して掛け直すとなると、ここ1箇所だけで費用は10億近くになる。しかも、それだけ資金投下しても再度同じ水害に見舞われれば、同じ被害を受ける。
流された鉄橋は他にもう一ヶ所ある。

橋台上から対岸を望む。下流に流された橋げたが見える。

鉄橋が流された際にねじ曲げられた線路。
付近の民家もことごとく浸水し、人々は片付けに追われていた。
お年寄りの話では、過去これほどの増水はなかったと言う。

日之影温泉駅。ここも水没し、道床が流されている。
対岸の道路の擁壁も崩落した。付近の民家は軒並み浸水の被害を受け、役場も被災している。
なお、駅1階の土産物屋と2階の日帰り温泉施設は現在平常通り営業している。
対岸の道路の擁壁が崩落しているのはいくら激流に洗われたとは言え、不可解である。
河川に対する護岸が増水で崩壊したと言うことは、設計ミス又は手抜き工事があったことを物語っている。

日之影温泉駅構内。バラストが盛り上がっているところまで水没している。この駅は交換設備を設けるために一部川幅を狭めて用地を確保したが、今回の増水では川幅を狭めたところで流下能力不足を来して水位が上がり浸水してしまった。
水理的に見てこの場所に交換設備を設けるべきではなかった。

(その後の顛末　文責：管理人)
高千穂鉄道株式会社は第三セクターとしての経営を断念。民間会社を設立し、再開を模索中。