地獄温泉どんど焼き(平成21年1月10日撮影)。
阿蘇下田から山を登った奥に有る一軒宿「清風荘」の駐車場で、地元の人が正月飾りを持ち寄って積み上げ、火をかけていた。
門松に使われていた竹がバンバンと勢い良くはじけて、爆竹となっていた。この音が魔除けになるそうである。
写真右の青竹には酒が入れてあり、火で炙って「かっぽ酒」として参加者に振る舞われた。
この行事をもって、この地区の正月は終わりとなる。
あっぱれ(平成21年1月12日撮影)
黒川温泉から菊池渓谷経由で山鹿温泉に向かおうとしたら、外輪山道路が凍結で通行止めだったため、一旦里に降りてから山鹿に向かった。
国道57号線から再び山を登り出して暫く行った所で、山の斜面に扇を発見。
かなりの急斜面に、誰が作ったのだろう。雪を計算して作った見事な仕事に感動。
阿蘇白水水源(平成21年1月11日OLYMPUSμ795SWで撮影)
阿蘇のカルデラの南側には、伏流水のわき出す水源地が無数にある。
その一つ阿蘇白水温泉「瑠璃」南側にある水源地を訪ねて見た。
水は清く、気温がきわめて低いのに水温はさほど低くない。水中では小魚が泳ぐのが見えた。
雪の草千里浜と中岳(平成21年1月11日撮影)
冬枯れた草原に雪が積もり、観光客が雪遊びに興じていた。
中岳火口からは盛んに湯気が上がっていた。
雪の森越しに烏帽子岳を望む(平成21年1月11 日撮影)。
阿蘇山頂付近は積雪のためチェーン規制がされていた。一部道路は凍結で通行止めの状態。
一面の銀世界は、冬の九州山岳地帯の気候の厳しさを物語る。
冬の米塚(平成21年1月11日撮影)。
その昔、神武天皇の命を受けて、九州を治めるためにお孫さんの健磐龍命(たけいわたつのみこと)が遣わされたそうである。
健磐龍命は九州の中心が阿蘇になるので、この地に入り開拓を進めたとのこと。
この米塚は、健磐龍命が収穫した米を積み上げて築いたとの言い伝えが残っている。
真ん中がへこんでいるのは、貧しい人々に米を分け与えた跡とのことである。
健磐龍命は、阿蘇神社に祀られている。
雪の黒川温泉(平成21年1月12日撮影)
雪は三日目の朝になっても降り止まず、黒川温泉も雪に包まれた。