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KENWOOD A-1001で遊ぶ |
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分解して調べる 21.10 |
◎リレーはカチリと音がして正常に働いている。ヘッドフォンはSP出力を利用しているので、プロテクト動作もきちんと動いているようだ。
◎前面パネルを外してみる。表示関係と入力セレクタは動いている。
◎+-40Vと15Vは正常に供給されている。
●ボリュームからメインアンプへのコネクタを外して、外部から直接信号を入力する。やはり、音が小さい。
■ 信号ケーブルに+-15VとGNDの線がある。これが外れているとペインアンプが動作しない。初段のトランジスタとミューティング回路はこの15Vを利用しているようだ。
◎ ボリュームからメインアンプへのコネクタを外して、外部のアンプにつなぐ。音が普通に出た。
メインアンプの故障と断定した
● 電源基盤からアンプ部にいく回路を調べると、ミューティング回路に供給する電圧が2.3Vくらいしかない。WEBで調べると、5.6Vは必要なはずだけれど?
● 入力から分岐して、ミューティング回路を向かう抵抗の足を切り離し遮断しようと考えた。音が全く出なくなった。元に戻す。原因が分からない。切り離しても信号線には影響ないはずなのに。
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◎ 入力からカップリングの電解コンデサの先に信号を入力したら音が出た。その状態でボリューム回路からの信号をつなぐ。きちんとA-1000全体が動作するようになった。<音質を問題視しないで>なかなかよい音が出る。
● ミューティング回路の仕組みが分からない。SW類はない。(リモコンにはあるのかも?しかし、リモコンはない) 抵抗を信号を切り離しただけでどうしてアンプが動作しなくなるのか。
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<次の予定>
■ 入力信号を抵抗で減衰させ、カップリングのフィルムコンデサをつなぎ、元のカップリング電解コンデサの直後につなぐ。
■ ボリューム基盤の電解コンデサのカップリングを外す。多分ボリュームに直流成分が流れるのを阻止しているのだと考えるが。
(これだけで音質はよくなるようだ) もしかしたら、この段階で旅にでるかも
■ 電源基盤の電圧とミューティング回路の関係を調べる。電圧の異常が確かだとして、正常に戻ったら、メインアンプのカップリングの電解コンデサを交換する。
■ トーンコントロール等はめったに使わないので何もしないでおく。もっぱら、CDダイレクトでしか使用しない。
<次はいつになるか 次はあるか?> |
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A-1001を手に入れる H21.9 |
●いつものようにハード○○めぐりをしていると、これが積まれていた。「電源入るが音は出ない」値札は3桁。即、お買い上げ。
●さっそく、分解だ。大きなトロイダルトランスがむき出しで入っている。中点タップの30V×2。他に50V以上の1系統。これで+−15Vを作っている。ここからどうして+-15Vを作っているのかよく分からない?などと思っていた。、
基盤を裏から見たらちゃんと+-40Vから3端子レギュレターで15Vを作っていた。
●ヘッドフォン端子からはかすかに音が出る。背面の出力からアンプにつなぐと音は出る。入力切替も正常に動作する。メインアンプかボリューム付近が故障と思うのだが、全部の基盤がケーブルで直につながっているので、分解するには時間と場所が必要なので、とりあえずここまでで、組み直して押入れに保存。 |
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